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土地の液状化とは?災害に強い家を建てる対策についても解説!

土地の液状化現象については、東日本大震災によるものが記憶に新しいものです。せっかくのマイホーム、災害対策をしっかりと施しておきたいものです。
液状化現象は、埋立地だけで起こると思われがちですが、内陸の土地でも発生することはあります。

ただ、実際に液状化現象について詳細な説明をできる方はそれほど多くないでしょう。
そこで、この記事では、そもそも土地の液状化とはどのような現象か、液状化に耐えうる家にするための対策について解説していきます。

土地の液状化とは?

土地の液状化とは、住宅の建築時に基礎となった地盤が液体状になる現象をいいます。

砂が堆積されてできた土地で発生する可能性が高いですが、海の近くや埋立地だけで起こるとは限りません。内陸の土地でも、沼や湿地帯が埋め立てられた場所では起こる可能性があります。

地震が発生すると、その振動により、堆積した砂の地盤における砂同士が接触する力が弱まります。そのことにより、地盤が地下水で満ち、まるで水に浮いているような状態になってしまうのです。
そういうわけで、液状化現象が起こると、地盤沈下や建物が傾いてしまうといった被害が生じるのです。

土地の液状化への対策

では、土地の液状化による被害から住宅を守るためにはどのようなことをすればいいのでしょうか?

以下で、具体的な対策方法を紹介していきます。

  1. ハザードマップを活用する
  2. 土地の地盤調査を行る
  3. 地盤改良工事を実施する
  4. 住宅の基礎構造について検討する

第一に、家を建てようとしている土地のハザードマップを確認してみましょう。液状化の発生可能性があるかどうかを知ることが出来ます。ハザードマップは、洪水や土砂災害などの災害情報が載っている地図を指します。国土交通省や自治体のホームページで閲覧可能です。

続いて地盤調査です。

土地を購入し、そこに家を建てる前に必ずこの調査を行うようにしましょう。スウェーデンサウンディング方式という地盤調査が一般的な方法です。
地盤調査により、液状化の可能性がある地盤であると判明した場合に、地盤改良工事を実施します。

地盤改良工事としては、表層の土にセメント系固化剤を混ぜることによって耐久性を持たせる方法や、地盤に鋼管杭を打ち込む方法を採用します。
最後に、基礎構造を検討することで、万全な対策となるでしょう。

液状化の被害を小さくするために、基礎にベタ基礎を採用し、地盤に建物の荷重が集中しすぎるのを防ぎましょう。

専門家に相談して土地の液状化に強い家を!

液状化の対策の要否は、専門家に相談して判断してもらうのが一番です。地盤調査の結果報告書を見ても、難しい単語だらけで理解するのは困難です。

さらに、地盤改良が必要になった場合、その状況に応じてどの地盤改良方法が最善かは異なるものです。専門家に頼ることで、最適な対策方法を行い、土地の液状化に強い家を建てることが出来ます。

まとめ

土地の液状化とは、地震の振動により、砂が堆積してできた地盤が地下水で満たされ、土が液体のようになる現象のことです。土地が液状化により、住宅が傾いたり、地盤沈下の発生が見込まれます。
液状化の被害への対策として、土地の地盤調査、必要に応じて改良工事を行うことが大切です。液状化の対策は、専門的な知識を要するため、プロに相談し、適切な判断を行いましょう。

 

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