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畳のカビ対策はどうすればいい?和室をきれいに保つ方法を解説

い草の香りが心地よく、寝転んでくつろげる畳の部屋。

新築住宅で和室を取り入れた人も多いでしょう。

しかし、残念ながら畳はカビが生えやすい床材です。

そこで今回は、畳にカビが生えにくくする方法と、生えてしまったときの対処法を解説します。

家に和室がある人は、ぜひご覧ください。

畳をきれいなまま保つために!畳のカビ対策2つ

畳をきれいな状態で保つには、湿気に気をつけることと、酢を使うことが大切です。

ここでは、きれいな畳を維持するために、自宅で簡単にできるカビ対策を2つ紹介します。

湿気に気を配る

家の中のカビの原因は、多くの場合、湿気です。

部屋の中の湿度を下げるだけで、畳のカビが防止できます。

畳の部屋は、できるだけ締め切らずに、風通しを良くしておきましょう。

1日に1回は窓を開けて換気を行うことや、除湿シートを押し入れの中に敷くことも効果的です。

しかし、雨の日に窓を開けると、逆効果です。

部屋の湿度が高くなってしまうので、雨の日は避けましょう。

また、洗濯物を和室に干すのも湿気の原因になります。

できる限り、畳の部屋では部屋干しをしないように心がけましょう。

酢を使う

畳の湿気対策には、料理に使うお酢が使えます。

お酢には、殺菌作用があり、さらに畳の表面に膜を張り、汚れを防止する効果がありますよ。

お酢でカビ対策を行う方法は以下のステップで行います。

  1. バケツの半分程度の水を準備する
  2. お酢を大さじ2杯入れてかき混ぜる
  3. できた水に雑巾を浸して固く絞る
  4. 畳を軽く拭き掃除する

お酢で畳を拭き終わったあとは、しっかり乾燥させるのを忘れないでください。

乾燥が不十分だと、かえってカビの発生を促してしまいます。

また、畳の縁は拭かないようにしましょう。

お酢は酸性であるため、縁の素材によっては変色する場合があります。

1ヶ月に1度は、お酢を使ったお手入れで、カビ対策をするといいでしょう。

畳にカビが生えてしまったら?カビの対処法

日本は高温多湿になりやすく、梅雨には雨が降り続きます。

どれだけカビ対策をしていても、畳にカビが生えてしまうことも少なくありません。

畳についたカビは、重症でなければ自分で対処することも可能です。

カビを掃除する際も、お酢を使いましょう。

畳のカビを掃除する方法は以下のステップで行います。

  1. 畳の目に沿ってゆっくりと掃除機をかける
  2. 酢を10倍に薄めた水を用意する
  3. 雑巾を浸し、固く絞る
  4. 丁寧に水拭きする

掃除が終わったら、よく換気して臭いをとばします。

食用のお酢を使うのに抵抗がある方は、エタノールを使ってもいいでしょう。

霧吹きなどスプレー容器に入れたエタノールを、カビが生えてしまった部分に吹きかけ、歯ブラシでこすって落とします。

カビを落としたあとは、乾いた雑巾でよく拭き、乾燥させましょう。

重症化したカビは、自分でどうにかするのは難しいかもしれません。

畳屋さんなど、専門業者に依頼して、カビを落としてもらうことをおすすめします。

畳のカビを予防して快適な和室にしよう

家は、住み始めてからのメンテナンス次第で、長くきれない状態を保つことも可能です。

一方で、汚い状態を放置していると、手遅れになる汚れがつくことも少なくありません。

畳のカビなどは、見つけ次第早めに掃除することが大切です。

しかし、日々のお手入れだけではどうしようもないことは、換気扇をつけるなどの方法で、解決できることもあるかもしれません。

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