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新築につけるなら床暖房とエアコンどっち?メリットを解説
床暖房は、家を建てたあとでは施工が難しい設備です。
新築する時には、床暖房で快適な冬を過ごしたいという希望を数多く耳にします。
けれど導入を迷う理由の一つに、エアコンとの比較があります。
「エアコンがあれば床暖房は必要ないかも」
と思う人も多いかもしれません。
そこで今回の記事では、床暖房とエアコンとの比較、床暖房のメリットについて解説していきます。
新築につけるのは床暖房とエアコンどっちがいいの?
床暖房とエアコンでは人が感じる暖かさが違います。
床暖房は足元から、エアコンは上からるため、体の暖まり方に差が出るからです。
多くの方は、床暖房のほうが暖かく感じるようです。
例えば、どちらも20度に設定して部屋を暖めたとしましょう。
床暖房では床表面が27度の時、室内温度は足首から頭のゾーンまでが20度と、体全体が一定の温度になります。
一方で、エアコンでは床表面が15度、足首17度、胸元から頭が20度となり、温度のムラが起こります。
つまり、体の暖まり方はエアコンよりも床暖房に軍配が上がり、心地よく感じるでしょう。
新築で床暖房をつけるメリット
では、床暖房をつけると、具体的には何がどんな風に快適になるのでしょうか。
ここからは、床暖房がもたらす二つの効果を紹介していきましょう。
集中力を高める
床暖房とエアコンの環境下で実験を行った結果、床暖房のほうが勉強や仕事の環境に向いていることがわかりました。
足元から温める床暖房を頭寒足熱型、頭の上から温めるエアコンを頭熱足寒型と呼びます。
集中力安定、それに伴う記憶能力の向上、さらに短期記憶の再生がエアコン環境下より高い数値が出たためです。
足元から暖まる床暖房の環境は、勉強する環境に適していることを科学的に証明した実験結果といえるでしょう。
安全に使える
床暖房には、ヒートショック現象を起こしにくくする効果があります。
ヒートショック現象とは、暖かい部屋から冬場の廊下や冷えたところに移動した際の急激な温度変化で体にダメージを受けることです。
ヒートショック現象が起こると、心臓に負担をかけるなどさまざまな症状が起きてしまいます。
そこで、家全体を温める床暖房は、室内の温度変化が少なくなりヒートショック現象の予防に役立ちます。
また、こたつやヒーターなど、その場しか暖まらない暖房器具を使用しているとどうしても動きが狭くなります。
暖かい場所から動くのが面倒だと感じたことはありませんか。
床暖房は部屋全体を暖めるので、ちょっと物を取りに行くという時でもスッと行動に移せるかもしれません。
実際に、こたつやヒーターで暖をとるお年寄りに比べ、床暖房を利用しているお年寄りのほうが1日の活動量も多いそうです。
新築で床暖房をつけるなら高気密・高断熱の家
暖房効率を上げるには、家の断熱性能・気密性能も重要なポイントです。高気密・高断熱の住宅は、部屋の中の熱が外に逃げにくくなります。
また、床暖房を選ぶなら建築の専門家に相談しましょう。
電気式や温水式、どの範囲まで暖めるかなど、床暖房の設置にはさまざまな選択肢があります。専門家の意見を聞きながら、自分にあった設備を選んでいきましょう。
まとめ
床暖房をエアコンと比較すると、床からの温度を均一にできるため床暖房のほうが暖かさを感じる人が多いでしょう。
足元から暖める頭寒足熱型の床暖房は、勉強の集中力を高めます。また、局所的ではなく部屋全体を暖めるため、ヒートショック現象の予防に役立ちます。
床暖房を検討するなら、住宅のプロに相談してみませんか。
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