無防備?寝室を一階に設置するときに想定すべきこと
寝室を一階に設置したい
二階建ての多くの住宅は寝室を二階に設置した間取りであるケースが多いです。
しかし、階段を上がるのが大変だったり、スペース上の関係で仕方なくだったりと、理由は様々考えられますが、寝室を一階に設置したいと考える方もいると思います。
そこで今回は、一階に寝室を設置することのメリットとデメリットをご紹介します。
寝室が一階にある利点
寝室が一階にあることで将来的なことや日々の生活においてなど、様々な利点があります。
将来を見据えて
高齢になってくると、足腰が弱く、階段の上り下りが難しくなってくる方もいます。
寝室を一階に設置することで、階段の上り下りの必要がなくなるので安心できますね。
家事が楽になる
寝室とお風呂や洗面所、洗濯機が同じ階にあれば、多くの家事が楽になります。
例えば、洗濯機と寝室が同じ階にあれば、階段を使わずに洗濯物を洗ってしまうなどのようなことが可能です。
一般的に寝室に衣服をしまっているケースが多いので、お風呂上りや、起きてから身支度を整えるのに階段を使わなくてよくなります。
寝ている間の災害時
寝室が一階に設置されている場合は、万が一、寝ている間に災害が発生してもすぐに外に出る事ができます。
寝室が二階の場合は、すぐに外に出ることが難しいので、万が一の場合命に関わることかもしれません。
寝室が一階にあることによる欠点
寝室が一階にあることで様々な利点がありましたが、もちろん欠点もあります。
以下では、寝室を一階に設置することの欠点をご紹介します。
防犯性に不安
人間は寝ている間は無防備なので、外部から侵入しやすい一階に寝室があるということに不安を感じる方も多いと思います。
防犯面では、監視カメラを設置したり、鍵を強固なものにしたりするなどの工夫が必要かもしれません。
プライバシーの問題
一階にはリビングや、応接間があったりする間取りが多いです。
なので、もし一階に寝室を設置すると、同じ階に客間とプライベートな空間である寝室が存在するということになります。
なので、来客時や、家族による目が気になる方もいるでしょう。
利点と欠点を判断して快適な寝室を
一階に寝室を設置することは利点が多く、将来を見据えた設計だといえるでしょう。
一方、防犯やプライバシーの面で心配なこともあります。
とはいえ、工夫次第で快適な暮らしになりますので、ぜひ一階に寝室を設置することを考えてみてはいかがでしょうか?
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