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エコキュートで光熱費を賢く節約!失敗しない選び方とお得な使い方

毎日の生活に欠かせない「お湯」。

お風呂やキッチンで使うお湯を、効率よく作りながら光熱費も節約できるのが「エコキュート」です。

近年、エコキュートは省エネ性能の高さや環境への配慮から、多くの家庭で導入が進んでいます。

とはいえ、「どの機種を選べばいいの?」「本当にお得なの?」と迷うこともありますよね。

そこで今回は、エコキュートの仕組みや選び方、設置時の注意点まで、賢く節約するコツをご紹介します。

 

エコキュートの仕組みとは?

エコキュートは、空気中の熱を利用して水を温める「ヒートポンプ技術」を採用した給湯システムです。

これにより、少ない電力で効率よくお湯を作ることができます。

特に、電気料金の安い夜間にお湯を沸かし、タンクに貯めておく仕組みのため、通常の給湯器に比べて電気代を大幅に節約できるのが特徴です。

さらに、二酸化炭素の排出量が少なく、環境への負荷を抑えられるのも大きなメリット。

エコと経済性を両立できる、それがエコキュートの魅力です。

 

エコキュートの選び方

エコキュートにはさまざまな種類があるため、家庭のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

家づくりの際は、以下のポイントを押さえて最適な一台を見つけましょう。

タンクの容量をチェック

エコキュートは貯湯式のため、タンクの容量が適切でない場合、お湯が不足することがあります。

例えば、3〜4人家族なら370L、4〜5人家族なら460L、6人以上の大家族なら550L以上のタンクが目安となります。

特にお風呂の回数が多い家庭や、長時間の入浴を楽しむ場合は、少し大きめの容量を選ぶと安心です。

日頃の使用量を考慮し、家族に合ったサイズを選びましょう。

機能やメーカーごとの特徴を比較

最近のエコキュートには、さまざまな便利な機能が搭載されています。

お湯の温度を一定に保つ機能があれば長時間快適に使えますし、自動お湯はりや追い焚き機能があれば、家事の手間を減らせます。

さらに、スマートフォンと連携できるタイプなら、外出先からお湯をセットすることも可能です。

メーカーによって特徴が異なるため、ライフスタイルに合った機能が備わっているかチェックしましょう。

設置スペースを確認

エコキュートは室外機とタンクの設置スペースが必要になるため、家づくりの段階で置き場所を考えておくことが大切です。

特に、限られたスペースに設置する場合は、サイズを確認し、無理なく設置できるか検討しましょう。

屋外に設置されたエコキュートのタンク

 

エコキュート設置時の注意点

エコキュートを設置する際は、いくつか注意すべきポイントがあります。

設置後に使い勝手やトラブルの心配がないよう、事前にしっかりチェックしておきましょう。

設置スペースの確保

エコキュートは貯湯タンクが大型になるため、屋外に十分な設置スペースが必要です。

選ぶタンクの容量(300L〜460Lなど)に合わせたスペースを確保しましょう。

また、メンテナンス時の作業スペースも考慮し、壁や隣接設備との間に適切な距離を取ることが大切です。

音対策(近隣への配慮)

エコキュートのヒートポンプユニットは、運転中にファンの回転音などが発生します。

特に深夜や早朝に稼働することが多いため、寝室や隣家の窓の近くは避けて設置しましょう。

対策として、防音パネルを設置する、静音タイプのエコキュートを選ぶなどの工夫をすると、より快適に使用できます。

配管の位置・凍結対策

給水・給湯配管の位置も重要なポイントです。

配管の距離が長すぎると、お湯が出るまでに時間がかかるため、できるだけ短く設計しましょう。

また、寒冷地では配管の凍結を防ぐため、凍結防止ヒーターや保温材の設置が必須です。

エコキュートの配管

 

賢く節約する使い方って?

エコキュートを導入したら、効率よく活用してさらに光熱費を抑えたいところですよね。

ちょっとした工夫を取り入れるだけで、節約効果をより高めることができます。

夜間の電気を活用する

エコキュートの大きなメリットは、電気料金が安い夜間にお湯を沸かせること。

昼間に追加でお湯を沸かす「沸き増し」をできるだけ避け、夜間のうちに十分な量を確保する習慣をつけましょう。

これだけでも電気代の節約につながります。

節水シャワーヘッドを活用する

お湯の使用量を減らすことも、節約のための重要なポイントです。

節水型のシャワーヘッドを導入すれば、水圧を保ちつつ使用量を減らせるため、快適さを損なわずに節約できます。

特に家族の人数が多い場合は、大きな節約効果が期待できるでしょう。

設定温度を見直す

エコキュートの設定温度が高すぎると、必要以上にエネルギーを消費してしまいます。

お湯の適温は40~42℃が目安です。

特に夏場は設定温度を少し下げるだけで、無駄な消費を抑えられます。

こまめに見直して、最適な温度で使用しましょう。

操作パネルを操作する手

 

まとめ

エコキュートは、光熱費を抑えながら環境にも配慮できる、賢い給湯システムです。

導入を検討する際は、タンクの容量や設置スペース、機能を確認し、ライフスタイルに合ったモデルを選びましょう。

さらに、夜間の電力を活用したり、お湯の使い方を工夫したりすることで、より効率的に節約が可能になります。

スムーズな設置と快適な使用のためには、専門家のアドバイスを取り入れるのもおすすめです。

エコキュートを取り入れた家づくりがしたいと思われたら、いつでも注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。 ぜひお気軽にご相談ください!