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擁壁に係るトラブルはどんなものがある?対策は事前に!
擁壁は、土地が高くなることにより眺望が良くなったり、さらに良好な日当たりを得られるというようなメリットがあります。
その土地代は比較的リーズナブルで、「擁壁」付きの土地の購入を検討したことがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そこにはデメリットもあります。「擁壁」に関わるトラブルの事例もあり、その問題を最低限に抑えるためにも、前もって対策しておくことが大切です。
この記事では、擁壁のある土地での家づくりを検討中の方向けに、事前に知っておくべき、「擁壁」に係るトラブルと対策方法を紹介いたします。
「擁壁」に係るトラブルの具体例は?
住宅間の境界線や所有の責任が不明瞭
擁壁が住宅と住宅の間にある場合を想定してみてください。その場合、境界線が明確でないと、万が一擁壁が非適格であった際、その工事費用や責任などをめぐり、トラブルになる可能性があります。
大雨や台風のような自然災害で擁壁が崩れると、下側にある家屋は土砂災害に遭ってしまい、上の家屋は崩壊してしまいます。
要するに、定期的なメンテナンス・点検が必要です。しかし、その費用もどちらかが負担するのか、それとも折半するのか、ここでもこういったトラブルが生じてしまうかもしれません。
こういったトラブルへの対策として、土地を購入する前に、擁壁の適合、不適合を確認しておきましょう。そして、隣家との境界線を明確に、書面に記しておきましょう。トラブルが起こる前にこうした対策を取ることが重要です。
「不適格擁壁」の可能性
現時点では、2メートル超の擁壁がある場合、工作物申請の提出義務があります。申請が通れば、住宅を建てることができます。
しかし、その土地にある擁壁が不適格擁壁であるかの事前確認を怠って、購入してしまうと、購入後に不適格擁壁だと判明し、擁壁に余計な費用を掛けなければならないケースもあります。
よって、土地を購入してから嫌な思いをしないために、購入を検討中の土地に擁壁がある場合、実際にそこに行ってみて、高さを大まかでいいので確認してから、ハウスメーカーや工務店に確認依頼をする方が賢明です。
もし、それらの業者の対応に満足がいかなければ、専門家に直接問い合わしてみるのも手です。
擁壁のことでお悩みなら
以上のように、擁壁にはメリットもあるものの、もちろんデメリットもあります。
特に、隣人や費用面でのトラブルは長い間住んでいく家のことですから、極力避けたいものです。
擁壁のことでお悩みであれば、tattaまでご相談ください。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。
ぜひお気軽にご相談ください!