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ウッドショックとは?日本で住宅を建てるときの影響は?

マイホーム建築を検討する中で、ウッドショックという言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。

ウッドショックとは、2021年春以降、住宅業界で問題となっている現象です。

しかし、聞き慣れない言葉で、ウッドショックについてやマイホーム建築への影響はあるのかがよくわからない人も多いでしょう。

そこで今回は、そもそもウッドショックとは何なのかと、日本の住宅建築への影響について解説します。

ウッドショックとは?

ウッドショックとは、2021年3月ごろから、住宅の構造体に使われる木材の需要がひっ迫して、木材の不足により価格が高騰し、混乱が生じている現象のことです。

ウッドショックの名前は、かつてのオイルショックになぞらえて名付けられています。

住宅に使われる木材の供給の7割を輸入材に頼っている日本にとって、ウッドショックの影響は大きいものです。

ウッドショックが起きた原因は、新型コロナウイルス感染症の影響だと考えられています。

2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で、アメリカでは一時期、住宅建築が落ち込みました。

しかし、コロナ渦でリモートワークが増え、郊外にある一戸建てを購入するケースが増加したり、リフォームを行ったりする件数が増えたのです。

もともと、建築木材が不足していたこともあり、木材の価格高騰の原因につながりました。

また、ステイホームが広がったことで世界的に物流が活性化していることも原因の一つです。

木材を輸出入するために欠かせないコンテナは不足し、輸送が困難なだけではなく、物流コストも高騰してしまったのです。

ウッドショックによる日本の影響は?

ウッドショックが、日本の住宅建築に与える影響は小さくありません。

現在、日本国内の木材自給率は4割を下回るほどで、輸入材木で建築するケースが多くみられます。

木造建築が主流の日本にとって、材木価格の高騰も物流コストの高騰も、大きな痛手です。

ウッドショックが落ち着いてから、住宅を購入しようと思う人もいるかもしれません。

しかし、ウッドショックの終わりは、未だ見えていません。

新型コロナウィルスの波が落ち着けばウッドショックも収まるとの見方もありますが、改善の見込みがつかないままでは、今後も木材価格は高値で安定する可能性もあるといわれています。

今年度以降に住宅購入を予定している人にとって、時期の見極めが難しい状態ですが、急ぎでないならしばらく様子見をするのも一つの方法だといえるでしょう。

建てたい時期が決まっているなら、できるだけ早く住宅会社や工務店と契約を済ませ、木材を確保することをおすすめします。

たとえば、中古物件をリノベーションするのも、使用木材の量が抑えられるでしょう。

ウッドショックの動向に着目してマイホーム建築の時期を決めよう

ウッドショックとは、2021年に起こった木材の価格高騰のことです。

住宅建築に使われる材木の7割を輸入に頼っている日本にとっては、ウッドショックの影響は小さいとはいえません。

現在、マイホーム購入を検討する方にとっては、建築時期の見極めに迷うこともあるでしょう。

ウッドショックの動向など、家を建てる時期で迷ったら住宅の専門家に相談しませんか。

豊富な経験を持つ住宅販売会社なら、これまでもさまざまな時代の中でのマイホーム購入をサポートした経験があるはずです。

 

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