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おしゃれなリビング階段を取り入れたい!メリット・デメリットを解説
住宅展示場などで、吹き抜けのリビングに階段がある間取りを見かけたことがある人も多いでしょう。
リビング階段はおしゃれで華やかに見えますが、以下のような疑問を持つ人も多いかもしれません。
「素敵なリビング階段を家に取り入れたい」「リビング階段のメリット・デメリットは?」
そこで今回は、リビング階段の特徴とメリット・デメリットを解説します。注文住宅を検討中の方は、ぜひご覧ください。
Contents
リビング階段とは
リビング階段とは、その名の通り、リビングに2階へと続く位置に配置した階段です。
展示場やデザイナーズ住宅などでは、踏み板と手すりの部材だけで構成されるスケルトン階段という階段もあります。
リビングイン階段と呼ばれることもありますよ。
おしゃれな見た目から、リビングのシンボルにふさわしく、マイホームを建てる人に人気の間取りです。
リビング階段のメリット・デメリット
リビング階段は、部屋が広く見えることや家族間のコミュニケーションが増えるという点が魅力です。
一方で、生活動線が決められてしまうことによる注意点も知っておきたいものです。
ここでは、リビング階段のメリット・デメリットを解説します。
メリット1:部屋が広く見える
リビング階段では、リビングを吹き抜けにすることが多いため、部屋が広く見えるようになります。
リビングを吹き抜けにすると、天井が高くなるため、開放的な感覚を得られるでしょう。
リビングが広く感じられると、自然と家族が集まりやすく、家族のコミュニケーションが活発になると言われます。
部屋が広く見え、開放的で家族が集まりやすいリビングを作りたい人には、リビング階段はおすすめです。
メリット2:家族と顔を合わせる機会が多くなる
リビング階段の間取りでは、家族と顔を合わせる機会が多くなります。
帰宅後、玄関から2階の子供部屋や寝室などの個室へ行く途中に、必ずリビングと階段を通るためです。
玄関からまっすぐ子供部屋に行く間取りとは違い、自然にコミュニケーションをとる機会が増えますよ。
家族の些細な変化にも気付けるようになるなど、注文住宅ならではの魅力がたくさんあります。
特に子育て中の方は、子どもの気配を感じ、コミュニケーションが取りやすいリビング階段に、魅力を感じる方も多いでしょう。
メリット3:上下階間でのコミュニケーションが取りやすい
リビング階段では、1階と2階の間で、コミュニケーションが取りやすくなります。
リビングから個室の間で、廊下や玄関などを挟まないためです。
扉が1枚増えるだけでも、声は聞こえづらくなります。
リビング階段では、1階から声が届きやすくなり、2階にいる家族への呼びかけも、スムーズになるでしょう。
デメリット1:プライバシーが保たれづらい
リビング階段では、家族の気配が感じやすくなるとも言えますが、見方によってはプライバシーが保たれづらくなるといえます。
静かに個室で集中して勉強や仕事をしたい人にとっては、家族の生活音が聞こえるリビング階段はデメリットに思う人もいるでしょう。
デメリット2:動線が限定される
リビング階段は、家族が必ず顔を合わせるという動線であることから、来客時にも、必ずリビングを通らなければなりません。
時には、リビングを来客に見られたくないということもあるでしょう。
動線が限定されてしまうリビング階段では、子供の友人も皆、リビングを通ることになります。
デメリット3:ニオイや音が上階に伝わりやすい
リビング階段では吹き抜けを採用するケースが多いため、音とニオイの問題には注意が必要です。
温まった空気とともに、ニオイが上階へ上りやすくなります。
また、廊下などのワンクッションを挟まないため、1階の音も2階へと聞こえやすくなるでしょう。
音やニオイの問題を解決するには、間取りの検討や、家族間でルールを設けるなどをすると良いかもしれません。
リビング階段にするか悩んだら専門家に相談しよう
リビング階段は、部屋が広く見える、家族が必ず顔を合わせるという点から、近年人気を集めている間取りです。
しかし、プライバシーを保ちたい方や、ニオイや音が2階に上りやすくなるというデメリットも見逃せません。
リビング階段の気になるデメリットを回避するには、専門家に相談してみませんか。
豊富な経験を持つ建築士なら、さまざまなアイディアであなたの理想を間取りに反映させられることでしょう。
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ぜひお気軽にご相談ください!