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無垢フローリングの特徴と種類!DIYで傷を補修する方法も解説
家を建てるなら、本物の木の質感が味わえる無垢のフローリングにしたいと希望する方は多くいらっしゃいます。
しかし、無垢のフローリングは傷がつきやすいと聞いて採用をためらっている人も多いかもしれません。
しかし、天然木材を使っているという性質上、無垢のフローリングは傷の補修がしやすい床材です。
今回は、無垢のフローリングの特徴と種類による違い、傷の補修方法を解説します。
Contents
無垢フローリングの特徴
無垢のフローリングは、本物の木材が持つ繊細な表情を楽しめるのが一番の特徴です。
また、無垢材は呼吸するため、空気中の湿度を調整するという性質があります。
夏のジメジメした日には湿気を吸収し、冬の乾燥している時期には水分を放出し、空気中の乾燥を防いでくれるでしょう。
そして、無垢フローリングは経年によって色合いが変化する点も魅力です。
新築当初は白に近い色であっても、築年数が経つと色やツヤが変化します。
経年とともに変化する無垢フローリングの表情を、住みながら楽しむのも味わい深いものです。
無垢フローリングの種類
無垢のフローリングと一口に言っても、樹種によって種類はさまざまです。
無垢のフローリングは、大きく分けて針葉樹と広葉樹の2種類に分けられます。
パインやスギ、アカマツなどの針葉樹は柔らかいのが特徴です。
一方、オークやチェスナット、ウォールナットなどの広葉樹は硬く、傷がつきにくい樹種だと言えます。
基本的に、柔らかい針葉樹の方が傷はつきやすいのがデメリットですが、素足で歩いた時に柔らかい心地を得られるでしょう。そのため、お子さんや年配の方が過ごす部屋で広く用いられています。
樹種を選ぶ際には、実際に触れてみて、お気に入りの触り心地のものを選びましょう。
無垢フローリングの傷を補修する方法
無垢材のフローリングは、重い物を落としてしまうと凹む場合があります。
無垢フローリングの凹みは、無垢材が水を吸収して伸縮する特性を活かして、DIYで補修可能です。
ここでは、無垢フローリングの傷を補修する方法を解説します。
準備する道具
- 雑巾
- アイロン
- 水
家庭用のアイロンを準備しましょう。雑巾はフローリングを傷つけないよう、あて布として使います。
凹みの補修方法
- 凹んでしまった部分に水を垂らして染み込ませる
- 無垢フローリングが水を吸うまでしばらく放置する
- 雑巾を当てて5~10秒ほど、アイロンをかける
修復するときの注意点
ウレタン塗装など、塗装の種類によっては補修できないため注意してください。
また、傷が深い、大きいなどで補修が難しい場合は、サンドペーパーで削り、無垢材用のワックスを塗りましょう。
フローリングの種類で悩んだら専門家に相談しよう
無垢のフローリングは傷がつきやすいと言われますが、多少の傷なら目立ちにくく、DIYで修復可能です。また、フローリングについた傷も、ひとつの味として楽しむことも無垢材ならではの楽しみ方だと言えるでしょう。
フローリングをはじめとして、家は住みながら定期的なメンテナンスをする必要があります。
新築住宅の仕様を選ぶ際には、後々のメンテナンス方法についても事前に知って、採用を決めたいものです。
マイホームのフローリングの種類を選ぶのに悩んだら、専門家に相談してみませんか?
専門知識を持つ建築家であれば、床材の選び方だけでなくお手入れ方法のアドバイスも受けられるはずです。
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