- HOME>
- ブログ
お役立ち情報
インテリアで部屋を広く見せる方法は?家具の配置や色の選び方を解説
家に帰ったら、広くて快適な空間でリラックスしたいと思う人は多いでしょう。
窮屈で落ち着かない部屋よりも、開放感や広さを感じて過ごしたいですね。
けれど、部屋が狭いから仕方がないと諦めていませんか。
実はインテリアの工夫次第で、部屋を広くみせることは可能です。
今回は、部屋をより広く見せるインテリアのコツを解説します。
Contents
部屋を広く見せるインテリアのコツ
部屋の広さ・狭さには、視覚効果が大きく影響しています。
引っ越しや新築の引き渡しのときに、何も置いていない室内が、とても広く見えたという経験はありませんか。
ところが、いざ引っ越して手持ちの家具を置いてみると、こんなに狭くなかったと感じることも少なくありません。
そこで、視覚効果を上手く使えば、広く感じる部屋は作れます。
具体的な方法は以下です。
- 空間を有効活用する
- 目線を意識する
- 高低差をつける
- 色使いを工夫する
ここでは、それぞれの方法について詳しく解説します。
空間を有効活用する
部屋を広く見せるには、部屋全体の空間を有効活用しましょう。
家具の占有率は、部屋の面積の3分の1が理想と言われます。
室内に設置する家具の量は、適切な量を選ぶことが大切です。
多すぎると部屋が窮屈に見え、少なすぎると貧相な印象を受けてしまいます。
たとえば、9畳のリビングなら、家具が占める面積は3畳を目安としましょう。
まず、部屋面積の3分の1を保ちながら、家具を選ぶことが大切です。
また、せっかく家具を選んでも無秩序に置いてしまうと、圧迫感を覚えます。
雑然と置いてしまうと、空間に余白が生まれないことが原因です。
部屋のあちこちに家具を分散させず、一辺、あるいはコーナーにまとめて設置することをおすすめします。
また、なるべく床が見えるように家具を配置するのもポイントの一つです。
ラグや絨毯は、床を全部覆わないサイズを選びましょう。
目線を意識する
部屋を広く見せるには、部屋に入ったときに目線が奥に向かうように工夫しましょう。
部屋の奥の壁に、本棚やクローゼットといった背の高い家具を置くと、部屋が狭く見えてしまいます。
圧迫感を与えかねない背の高い家具は、部屋の手前か脇に置きましょう。
特に、正面に窓がある場合は、窓際に家具を置かずに、窓から見える景色まで室内に取り込んでみてはいかがですか。
また、長方形の家具は、横長に設置すると目線が奥に移りやすく広がりを演出できます。
壁や床の木目の向きも、部屋の奥に向かうようにするのが理想的です。
遠近感をつける
部屋を広く見せるには、目の錯覚を利用して遠近感を覚える部屋を作りましょう。
部屋の入り口付近に背の高い家具、奥に背の低い家具を置いてみてください。
遠近法による、目の錯覚をうまく活用した方法です。
同じ大きさの物体でも、近くにあると大きく、遠くにあると小さいと脳が認識します。
そのため、家具の大きさと配置で遠近感を出して、部屋を広く見せる手法です。
さらに、手前から奥に向かって背の高い順に家具を並べると、より効果を感感じられるでしょう。
これから家具を選ぶのであれば、目線より背の低いタイプの家具を選んで奥に配置するのも一つの方法です。
色使いを工夫する
部屋を広く見せるには、白を選びましょう。
白は、インテリアを演出する色の中で、最も明度が高く、光を反射しやすいという特徴があります。
窓から差し込む日差しも、白いインテリアを選ぶと室内にまで光を届ける効果が得られるでしょう。
これからベッドカバーやソファなどを買い揃える場合は、白色系で統一してみてはいかがですか。
一口に白といっても、ベージュや淡いグレーなど、さまざまな色があります。
白色系の家具ばかり並んで単調だと感じる場合は、観葉植物を使うのも一つの方法です。
他にも、クッションカバーやポスターなどの小物で、鮮やかな色を加えるとアクセントをつけられます。
部屋を広く見せるインテリア選びで悩んだら専門家に相談しよう
大きくて重い家具は、一度配置してしまうと、後で動かすことが面倒だと感じる人も多いでしょう。
そのため、事前に配置をする際に、どんな家具をどこに置くのか、想定しておくことをおすすめします。
インテリアに関して専門知識のある建築家なら、以下の要望にも応えられるはずです。
- 部屋が広く見える家具の配置方法を知りたい
- 家具と内装の色を統一したい
- 希望の寸法にあわせた家具を造作してほしい
新築の家具選びで悩んだら、専門家に相談してみるのも一つの方法です。
まとめ
部屋は、家具の配置方法や色の選び方で、広く見せることができます。
インテリアのコツは存在しますが、実際に家具を選ぶ時には、どんな家具を置きたいのか、その家でどんな暮らしを実現したいのかが最も重要です。
マイホームを建築する時には、インテリアについても熟知した専門家に相談してみませんか。
住宅設計のプロと一緒に、広くてリラックスできる理想の暮らしを実現させましょう。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。ぜひお気軽にご相談ください!