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雨漏りでカビやシロアリの被害が起きる!知っておきたい雨漏りの被害2選

雨漏りを放置するのは、実はとても怖くて危険な行為です。

住宅の雨漏りを放置していると、想像以上に大きな被害になる可能性があります。

天井からポタポタ水が落ちる頃には、天井や屋根の内部でカビが増殖し、床下はシロアリが増殖し土台が腐っていた……なんてことも。

今回は、雨漏りが住宅にもたらす被害について詳しく説明していきます。

雨漏りはこんな影響がある

雨漏りは、見栄えが悪くなるだけでなくカビやシロアリの発生といった被害が起こります。

多くの場合は、天井にシミが黒ずんできたり、壁紙が剥がれたりして雨漏りに気づきます。

壁内部の断熱材や壁紙が水分を吸って傷むと、密閉空間である壁の内部は、乾かずに被害が広がりやすいでしょう。

被害が大きくなると、柱や土台が腐って、家全体が傾くといったことも起こりかねません。

次の項では、雨漏りの被害をさらに詳しく深掘りしていきます。

雨漏りの被害1:カビの発生

雨漏りで起こりうる被害の一つが、カビの発生です。

壁や壁紙のすき間に水分が浸入すると、湿気が増し、部屋や天井裏にカビが発生しやすくなります。

カビは高温・多湿の環境を好み、空気中の汚れや木材、塗料、接着剤、樹脂などを餌にして増殖していきます。

カビが生えると、カビを餌にするダニも集まっていくでしょう。

壁が黒ずんできたから塗料で上塗りしたとしても、防カビ対策をしっかり行わないと対策になりません。

壁紙の下ではカビが大量発生していて、内部の材料を劣化させている場合があります。

カビやダニを放置していると、住んでいる人の健康被害を及ぼす恐れがあるため、早急に修繕して取り除くことをおすすめします。

雨漏りの被害2:シロアリの発生

雨漏りのもう一つの大きな被害は、シロアリの発生です。

湿気ったカ所にシロアリが発生すると、柱や壁を食べて傷んでしまったり、家が腐って天井や屋根が落ちて崩れたりしていきます。

傷んで柔らかくなった木材は、シロアリの大好物で、旺盛な食欲で土台や柱など構造的に重要な部分をボロボロにしてしまいます。

断熱材、電線、ビニールなどが食害される可能性も出てくるでしょう。

被害が拡大すると修繕費用がかかり、最悪の場合、建て替えが必要になることも考えられます。

床がフワフワする、建具の建て付けの悪さを感じるなどの場合は、早急にプロに相談してシロアリの調査をすることをおすすめします。

まとめ

雨漏りは、建物の寿命を縮めるだけでなく、カビやシロアリの増殖で住む人の健康に悪影響を及ぼしかねません。

雨漏りの原因は特定が難しいため、修繕するにはプロの知識と技術が必要です。

定期的にメンテナンスをして雨漏りを起こりにくくすることも可能です。

屋根の形や建築材料の選び方ひとつで、雨漏りを未然に防ぐことができますよ。

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