住宅ローン審査前に確認を！審査に影響する借り入れって？

住宅ローンを組む場合、現在の借入状況はローン審査に影響を与える重要なポイントです。

そのため、住宅ローンを組むことを考える際は、ご自分の借入状況を事前に確かめておくことも重要です。

そこで今回は、住宅ローン審査で重視される借入の種類、審査基準、注意すべきポイントを解説します。

住宅ローン審査に影響する借り入れとは？

まずは住宅ローンの審査に影響する借入の種類について見ていきましょう。

クレジットカードのリボ払い

クレジットカードのリボ払いは、毎月の返済金額が固定されています。

そのため負担が少ないようにも感じますが、未払いが積み重なるといつの間にか借入額が高額になっていた、なんてこともあり得ます。

金融機関によってはクレジットカードのリボ払いも住宅ローン審査の対象になってしまうので、前もって残高の確認や返済計画の見直しをしましょう。

自動車ローン・教育ローン

自動車ローンや教育ローンも住宅ローン審査に影響があります。

これらのローンは返済負担が大きく長期借入に該当するため、審査基準に影響するのです。

特に自動車ローンは毎月の返済額が高額になることが多いです。

早めに完済するか、他の負担を減らすなどして審査への対策をしなければなりません。

消費者金融からの借入

消費者金融から借入している場合、住宅ローン審査で大きな影響を受けます。

利息の高い消費者金融はリスクが高いと見なされ、審査に通過できない可能性もあるのです。

消費者金融からの借入はできる限り減らし、可能であれば一括返済をしておきましょう。

住宅ローン審査における借入状況の判断基準

続いて住宅ローン審査における借入状況の判断基準について解説します。

総返済負担率

住宅ローン審査では「総返済負担率」という指標が用いられます。

総返済負担率とは、年間の収入に対する返済額がどのくらいあるのかを示す割合のことです。

一般的な返済率は25〜50%が目安ですが、既存の借入が多いとこの割合を超える恐れがあります。

前もって自分の借入状況を把握しておきましょう。

借入件数

借入件数が多い場合、注意が必要です。

住宅ローン審査で「返済負担が増える可能性がある」と判断されて審査に通りにくくなる可能性があります。

借入件数を減らしたり、ローンを1つにまとめるなどの対策を行いましょう。

借入件数を減らすことができれば、収支状況が安定していると見なされやすくなります。

クレジットカードの利用限度額

クレジットカードの利用限度額も審査に影響します。

使っていないカードであっても「いつでも利用できる借入」と見なされるため、使わないカードはできるだけ解約し、必要なカードだけを残すようにしましょう。

住宅ローン審査の前には借入を整理しておこう

住宅ローンの審査を受ける前には、できるだけ借入整理を行って借入を少なくしましょう。

とくに少額の借入やクレジットカードの分割払いがあれば、先に完済しておくことが重要です。

無駄なリボ払いの支払いや少額の残高の返済を行って負担を減らすのもよいでしょう。

また、複数の借入がある場合、「おまとめローン」を検討することもおすすめです。

借入件数を減らすことができれば、審査の際にも好印象を与えられます。

おまとめローンの利用時には、金利や返済条件を確認して無理なく返済できる計画を立てましょう。

まとめ

住宅ローン審査を受ける場合、様々な借入状況が影響します。

審査を通過するためにも、現状の借入件数や総返済負担率を確かめて、審査に有利な状況を作る必要があります。

住宅ローンの審査や借入状況について心配な方は、注文住宅のプロに相談してみてくださいね。

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