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「塗り壁」の特徴とは?趣のある塗り壁を楽しもう
Contents
塗り壁は古い文化?
「塗り壁」と聞くと、昔ながらの外壁だと考える方も多いのではないでしょうか。
実は、塗り壁は今でもよく使われているのです。
サイディングや外壁タイル等の他の外壁材と比べ、高い性能やデザイン性を持っているため、今でも多くの方に支持されています。
また、職人の手作業で作られるため、世界に一つだけの壁になるのも味わい深くて魅力的ですよね。
塗り壁の材質にはどんなものがある?
伝統的な塗り壁の仕上げには、土壁や漆喰壁といった種類があります。
従来の古民家にはよく用いられていましたが、近年では主に和室に導入されています。
現在はメーカーが出している仕上げ材が中心で、新素材の開発は今も進められています。
年々、化学物質への対策(VOC対策)意識が高まってきていることから、F☆☆☆☆の認定を受けた材料の使用が促進されています。
塗り壁は他の素材に比べてシックハウスのリスクを軽減することができると言われており、性能面でも再び脚光を浴びつつあります。
塗り壁のメンテナンスコスト
塗り壁は10年を目安としてメンテナンスを行うと良いとされていますが、その期間は職人の腕に左右されます。
ただし、塗り壁は表面が凹凸になっているデザインが多く、汚れがそこにたまりやすいので、他の外壁よりメンテナンスコストが高くなる傾向にあります。
塗り壁の施工方法にはどんなものがある?
塗り壁の仕上げには、コテ、吹き付け、ローラーといった方法があります。
「コテ」は従来からよく用いられてきた施工方法で、平らに施工することも可能ではありますが、職人によっては様々な模様を描くこともできます。
工期が早くてコストが一番抑えられるのは「吹き付け」で、模様の種類も多岐にわたります。
「ローラー」は塗りむらを少なくしたり厚めの仕上がりにすることができますが、手作業になるため工期は長くなりがちです。
ゆず肌仕上げって何?
「ゆず肌仕上げ」とは、柑橘類のゆずの外皮のようなつぶつぶとした質感に仕上げる方法を指し、「オレンジピール」「ガン肌」と呼ばれることもあります。
ゆず肌仕上げは繊細で優しい仕上がりになるのが特徴です。
ゆず肌仕上げにする方法のひとつとして、吹き付け用の乱糸ガンと呼ばれるスプレーのような器具で、粘度の高い塗料を外壁に吹き付けしていくものがあります。
この方法を行うことで表面に凸凹を出すことができ、美しいゆずの外皮のような模様を浮かび上がらせることができるのです。
その他にも、「ローラー」による手塗りでも可能です。
ゆず肌仕上げの独特な風合いを楽しむには、濃い色より淡い色の方が向いていると言われています。
塗り壁の魅力を最大限に活かそう
塗り壁は職人の腕によって味わいが出る外壁材です。
採用する仕上げに応じてご希望の模様が出せるかどうかも異なってきます。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。 ぜひお気軽にご相談ください!