屋根材の正しい選び方は?主要な3種類の屋根材ごとの違いを解説! | 飯塚 福岡・筑豊の注文住宅tatta

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屋根材の正しい選び方は?主要な3種類の屋根材ごとの違いを解説!

住宅は、屋根によって大きく印象を異にします。展示場を行ったとしても、屋根に注目する方は少ないかもしれません。
しかし、実際に家を建てるとなると、屋根材が重要なものであることがわかります。

屋根材には何を選べばいいのか、種類によって違いがあるのか、屋根材によって何が変わるのか、こういった疑問に答えるためにも、この記事では、スレート・瓦・金属という住宅の主要な3つの屋根材について、その特徴とメリット・デメリットを紹介します。

屋根材の選び方

屋根材を選ぶ際、耐久性・寿命年数・重量・デザイン・メンテナンスの5つの要素の有無に注目しましょう。
住宅の屋根材は、和瓦といった伝統的なものから、金属屋根のようなシンプルなものまであり、豊富なデザイン、素材があります。
屋根材は、選んだ種類によって価格も大きく変わってくるものです。

また、屋根は新築時の費用だけでなく、メンテナンス費用もかさむ傾向にあります。経年劣化を理由とする塗り替えや張り替えには、足場の費用も払わなければなりません。
災害などの被害により、修繕しなければならないケースも生じるかもしれません。

以降で、各屋根材の特徴を紹介いたします。

屋根材①スレート屋根

スレートというのは、粘土板岩を使って薄い板状に加工した屋根材を指します。カラーベストやコロニアルと呼ばれることもあります。
スタイリッシュなデザインが特徴的で、おしゃれな洋風の住宅に適しています。

スレート屋根の種類としては、天然の粘板岩を原料とする天然スレート、繊維とセメントを混ぜた無石綿スレート、セメントに繊維状の素材を混ぜて作られる化粧スレートが知られています。
スレート屋根のメリットは、軽量かつ費用が安い上に、耐久性能・耐火性・耐熱性が高く、耐腐食性にも優れていることが挙げられます。

豊富なデザインやカラーバリエーションにより、家の屋根が複雑な場合でも、施工することが出来ます。
それに対して、苔が生えやすい、割れや反り等が生じやすい、定期的な塗装を怠ると耐熱性や防水性の低下が見込まれるなどのデメリットがあります。

【メリット】

  • 低価格
  • 優れたデザイン性
  • 軽量かつ高い耐震性
  • 耐久性・耐火性・耐熱性・耐腐食性に優れる

【デメリット】

  • 苔が生えやすい
  • 割れや反りが生じやすい
  • メンテナンス費用がかかる

屋根材②瓦屋根

瓦屋根は、粘土を成型して焼成した屋根材をいいます。またの名を粘土瓦や焼き瓦と言います。
そのデザインとしては、日本の住居にぴったりの「和瓦」とスペイン瓦などの洋風な「洋瓦」の2種類があります。

瓦屋根は、耐久性・防水性・耐火性・遮音性・断熱性・デザイン性という6つの点で優れています。
もちろん建築の際の初期投資は必要です。しかし、耐候性が高く、その美しさが長期間維持されるため、メンテンナンス費用を抑えることが出来ます。

また、焼き物特有の雰囲気、暖かみを伴う瓦を用いることで、住宅に高級感を演出できます。
一方、重量が重いことから、耐震性に劣り、衝撃で割れやすいことが欠点です。地震などにより棟が歪んだ状態で放っておくと、雨漏りや、強風や地震で瓦が落下することに繋がってしまうかもしれません。
災害による瓦の破損・割れ・欠け・ずれなどに注意しましょう。

【メリット】

  • 優れたデザイン性
  • 耐久性・防水性・耐火性・遮音性・断熱性が高い
  • メンテナンス費用を抑えることが出来る

【デメリット】

  • 価格が高い
  • 割れやすい
  • 重量が重く耐震性に劣る

屋根材③金属屋根

金属屋根は、薄く加工した金属板で造られた屋根のことです。その素材は、ガルバリウム鋼板・アルミ・トタン・ステンレス等、多種多様です。

金属屋根は、軽量で燃えにくく、耐震性にも優れており、防水性も高いです。また、建築コストを抑えることが出来るのもメリットの一つです。
豊富なカラーバリエーションから、デザイン性に優れた屋根を実現できます。高い耐久性・耐候性のおかげで、メンテナンスを頻繁にする必要もありません。

一方、遮音性や断熱性に劣る金属屋根は、雨音が気になってしまったり、夏場の室内温度が高くなる等の短所があります。また、海の近くでは、塩害の恐れもあり、気候と環境に適した利用が求められます。

【メリット】

  • 軽量で耐震性に優れる
  • 安価
  • デザイン性が豊富である
  • 耐久性・耐候性・防水性に優れる

【デメリット】

  • 遮音性に劣る
  • 断熱性に劣る
  • 錆びやすい
  • 塩害に弱い

専門家に相談して理想の屋根材を

どんな屋根材が最適かは、家を建てる地域や天候などの環境に応じて異なるものです。そのため、その地域の太陽熱、風雨といった自然条件を考慮することが非常に重要です。
しかし、確認すべき事項は多岐にわたり、ご自身で全てを把握するのは困難な場合もあります。
屋根材を選ぶ際は、その地域に精通した住宅の専門家に相談してみましょう。

まとめ

屋根材は、スレート屋根、瓦屋根、金属屋根の3種類が主要であり、デザイン性や耐久性・耐候性などの面で異なる特徴を有しています。
新築時のコスト、メンテナンス費用も、種類によって異なります。家を建てる地域の自然環境に大きく影響を受けるため、住宅のプロに相談することをおすすめします。

 

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