廊下の防音対策はどうする?快適な空間をつくる壁材&床材の選び方 | 飯塚 福岡・筑豊の注文住宅tatta

BLOGブログ

お役立ち情報

廊下の防音対策はどうする?快適な空間をつくる壁材&床材の選び方

家の中で意外と音が響きやすい場所、それが「廊下」です。

特にお子さんが元気に走り回ると、足音や振動が階下や隣の部屋に響いてしまいます。

家族が快適に暮らすためには、廊下の防音対策は重要なポイントなのです。

適切な「壁材」や「床材」を選ぶことで、音の広がりを抑え、家族みんなが快適に暮らせる住まいを実現できます。

そこで今回は、廊下の防音性を高めるための「壁材」と「床材」の選び方について詳しく解説します。

 

廊下の防音対策が必要な理由

廊下は、家の中でも「通行量が多いエリア」であり、足音や会話の声が響きやすい場所です。

特に小さな子どもがいる家庭では、走ったり飛び跳ねたりすることが日常茶飯事ですよね。

下の階や隣室に音が響くと、生活のストレスが増える原因にもなるでしょう。

また、リモートワークが増えている昨今では、静かな環境が求められる機会も増えています。

家族がリビングや仕事部屋で落ち着いて過ごすために、廊下の防音はしっかり対策したいポイントです。

簡単に床に敷けるマット

 

廊下の防音対策におすすめの「壁材」

壁材は、室内の音を遮るだけでなく、部屋ごとのプライバシーを保つ役割もあります。

防音効果のある壁材を選んで、音漏れの少ない家づくりを目指しましょう。

高密度タイプの石膏ボード

石膏ボードは一般的な住宅に広く使われている壁材ですが、特に「高密度タイプ」のものは防音性に優れています。

通常の石膏ボードよりも内部の密度が高いため、音の透過を抑え、静かな空間を実現できます。

吸音材を活用した壁仕上げ

壁の内側に「グラスウール」や「ロックウール」などの吸音材を入れると、防音効果が向上します。

さらに、布製の壁紙やクッション性のあるパネルを組み合わせることで、より音を吸収しやすくなります。

防音シート+下地補強

壁の表面に防音シートを施工し、その上から仕上げ材を張る方法も効果的です。

防音シートを活用することで、隣の部屋への音漏れを低減できます。

 

廊下の防音対策におすすめの「床材」

廊下の防音対策で特に重要なのは、「衝撃音を抑えること」です。

足音や振動が階下や隣の部屋に響くのを防ぐためには、適切な床材を選ぶことがポイントになります。

クッション性のあるフローリング

一般的なフローリングよりも、クッション性のある「防音フローリング」を選ぶことで、足音や衝撃音を効果的に軽減できます。

特に衝撃吸収性の高いタイプは、お子さんが走り回るご家庭でも音が響きにくいためおすすめです。

カーペットやラグを敷く

手軽に取り入れられる防音対策として「カーペット」や「ラグ」を敷くのも効果的です。

特に厚みのあるラグは音を吸収しやすく、足音の響きを抑えてくれます。

必要な部分だけに敷けるので、手軽に防音対策をしたい場合に最適です。

コルク材の床

コルクは弾力性が高く、衝撃を吸収しやすいため、防音性に優れた素材です。

さらに、肌触りが柔らかいため、小さなお子さんや高齢者がいる家庭にも安心です。

ナチュラルな風合いも魅力のひとつと言えるでしょう。

畳敷きで防音対策

和の雰囲気を取り入れつつ防音対策をしたい場合は、「畳敷きの廊下」も選択肢の一つです。

畳はクッション性が高く、足音や物音をしっかり吸収してくれます。

最近では防ダニ・防カビ仕様の畳も登場しており、衛生面でも安心です。

 

最新トレンド|デザイン性も重視した素材

最近では、防音機能だけでなく「デザイン性」も重視した壁材・床材が人気を集めています。

防音対策をしながら、おしゃれな空間づくりも楽しめるアイテムをご紹介します。

スタイリッシュな空間を演出!防音タイル

防音効果のあるタイルは、モダンなデザインでスタイリッシュな印象を与えます。

シンプルながらも洗練された雰囲気を演出できるため、都会的なインテリアや高級感のある住まいにもぴったりです。

壁の施された防音タイル

ナチュラルな温もりと高い機能性!木目調の防音パネル

木目調のデザインを施した「防音パネル」は、ナチュラルな雰囲気を演出しながら音対策も叶えられます。

リビングの延長としても違和感なく使用できるので、こだわりの内装を考えている方におすすめです。

手軽に取り入れられる技術!防音塗料

壁や天井に塗るだけで音の反響を抑えられる「防音塗料」も、近年人気を集めています。

防音パネルと比較すると遮音性能などは劣りますが、施工が簡単であり、比較的安価で取り入れることができます。

落ち着いたカラーを選べば、より快適でリラックスできる空間に仕上がります。

 

まとめ

廊下の防音対策は、「壁材」と「床材」を適切に選ぶことで、大きく改善できます。

壁には高密度の石膏ボードや吸音材を取り入れる、床には防音フローリングやコルク材を使用する、カーペットやラグを敷くことで足音や衝撃音を軽減する、といった工夫を取り入れましょう。

また、デザイン性を重視した素材を選ぶことで、おしゃれさも保ちながら快適性を高めることも可能です。

家族みんなが心地よく過ごせる住まいを実現するために、廊下の防音対策をしっかり検討しましょう。

家族のライフスタイルに最適な防音プランがわからないという方は、ぜひ注文住宅のプロにご相談くださいね。

 

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。 ぜひお気軽にご相談ください!