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玄関の引き戸は安全性が低い?弱点と効果的な対策

玄関ドアは、家の顔とも言える重要な部分です。

そんな玄関ドアに、最近「引き戸」を選ぶ人が増えています。

スタイリッシュな見た目や省スペースで開閉がスムーズな点から人気が高まっているようです。

 一方で、「安全性はどうなの?」という声が多いことも事実です。

そこで今回は、引き戸の安全性や、その魅力をさらに引き立てる安全対策や工夫について、詳しくご紹介します。

 

引き戸は安全性が低い?その理由とは

玄関の引き戸

引き戸は狭いスペースやモダンなデザインにもぴったりの選択肢です。

しかし、その安全性についてはいくつか懸念点があります。

防犯面の弱点がある

一般的な開きドアとは異なり、引き戸はロックが一方向にしかかからない設計が多いため、防犯面に不安を感じる方もいるかもしれません。

特に、外部からアクセスしやすい場所に設置された場合、ロック部分を狙われて破壊されたり、無理やり開けられるリスクが高まります。

また、引き戸の構造上、ドアの隙間から工具を差し込むなどして簡単に外れる場合があるため、耐久性の高い製品を選ぶことが重要です。

例えば、強化ガラスを使用している引き戸や特殊なロック機能を備えた引き戸を選ぶことで、防犯性を大幅に向上させることができます。

さらに、ダブルロックシステムを採用すれば、侵入をさらに防ぐ効果が期待できます。

断熱性と防音性が低い

引き戸はその構造上、開閉部分に隙間ができやすいため、断熱性や防音性が低くなることがあります。

冬場の寒さや夏場の冷房効率低下に影響する場合があるうえ、外部の音が室内に入りやすい点もデメリットです。

また、風が強い日には砂や埃が侵入しやすいことも懸念されます。

しかし、近年では気密性を高めた断熱仕様の引き戸も登場しているため、こうした製品を選べばデメリットが軽減できるでしょう。

 

安全性を高めるための工夫って?

引き戸の安全性を高めるためには、いくつかの工夫が必要です。

高性能なロックシステムを導入する

防犯性を高めるためには、引き戸に強力なロックシステムを搭載することが大切です。

例えば、二重ロックやオートロック機能付きの引き戸を選ぶことで、より安全に使用できます。

また、ドアのレール部分に特殊な防犯機能を追加することも、侵入を防ぐための効果的な対策です。

さらに、防犯カメラやセンサーライトなどの外的セキュリティを強化することで、玄関周辺の安全性を向上させることができます。

気密性と断熱性を向上させる工夫

モダンな玄関の引き戸

断熱性や防音性が低い引き戸のデメリットを補うには、以下の工夫が効果的です。

まず、隙間を減らすために気密性の高いゴムパッキンやモヘアシールを取り付けることで、外気や騒音の侵入を防げます。

また、断熱性能を強化するために、二重ガラスや樹脂製フレームを採用した引き戸を選ぶのも有効です。

さらに、開閉部分にドアクローザーを設置すれば、強風による隙間の発生や振動音を抑えることができます。

こういった対策を施すことで、安全で快適な住環境を実現できるでしょう。

 

まとめ

玄関の引き戸は魅力的な選択肢ですが、安全性においては配慮が必要です。

防犯性を高めるためのロックシステムの導入や、気密性と断熱性を高めるための工夫をし、安心して暮らせるようにしましょう。

引き戸を採用するかどうか迷っている方や、安全性を確保したい方は、ぜひ注文住宅のプロに相談してみてくださいね。

 

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