この時代に「引き戸」にするメリットとは?
注文住宅の設計上、ドアは非常に重要な要素です。ドアは、部屋と部屋をつなぐ役割を持つ大切な建具だからです。
近年の主流は、「開き戸」がですが、「引き戸」にも開き戸が有していないメリットが数多くあります。
特に、小さなお子さんのいるご家庭では、安全面から引き戸が有効です。
この記事では、「引き戸」の魅力的な機能について紹介していきます。
子育て層にうれしい「引き戸」の長所とは?
・空間を柔軟に活用できる
引き戸があれば、空間を広く使いたい場合、区切って使いたい場合の両方に対応できます。
例えば、広いリビングとして普段利用したい場合、引き戸を開けっぱなしにしておき、来客があれば引き戸で仕切りを作ることもでき、集中して作業したいときにも同様に空間を仕切ることで集中できる環境を演出できます。引き戸で空間を自由自在に有効活用できるのです。
また、一つの子供部屋を幼い子供二人が使用する場合、その部屋を引き戸で半分に仕切ることで、成長に応じた利用方法にも対応可能です。
・安全かつ省スペース
開き戸は、構造上、その開閉には前後のスペースが必要不欠です。しかし、引き戸にそのスペース要りません。つまり、省スペースにつながるのです。
また、小さな子供が思いっきりドアを開けると、ドアの裏側にいる人がけがをする可能性もありますが、引き戸ではこの事故を未然に防ぐ効果もあるのです。
・開けっ放しでもOK、開き具合を調整し、部屋を有効活用できる
換気のために、ドアを開けっ放しにする機会もあると思います。
開き戸の場合、強い風が吹くと、ドアが勢いよく閉じて危ないですよね。
大きな音にも驚かされますし、扉のそばにいる子供が怪我をする可能性もあります。
しかし、引き戸にはそんな心配はありません。何も気にすることなく、開けっ放しにして、喚起することができます。
また、洗濯物を取り込む際やたくさん買い物したときなどに、ドアをうまく開けられないことがありますが、引き戸であればこの問題も起こらず、快適な生活を送ることができます。
ドアの開き具合も調節可能な引き戸は、部屋に取り込む風量をも調節することができます。
子供の様子の確認にも、引き戸をすこし開けておくことが有効です。
・採光に優れている
引き戸を曇りガラスや障子製にすれば、空間を仕切りながらも部屋に光を取り込むことができます。
家全体が明るい印象になりますよ。
防音性を取るなら「開き戸」
引き戸には多くのメリットがありますが、懸念材料もあります。
引き戸は開き戸よりも気密性で劣ります。
周りの音を遮断したいという方には、開き戸の設置をおすすめします。
ドアを工夫し、家族が住みやすい家を
ドアのイメージは、開き戸が先行しがちです。しかし、引き戸には、子育てをする方にとってたくさんのメリットがあるのです。バリアフリーの視点からでも、秀逸な構造であるため、将来のことも安心です。
家づくりをする際、ご家族の理想の暮らしを考慮することも大切です。家族のことを考え、ドア一つ一つにもこだわることで、長年その家に住み続けることができるのです。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。
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