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意外と見落としがち?新築玄関アプローチで後悔しないためのポイント
新築の家を建てるのは、多くの人にとって人生の大きな節目です。
だからこそ、すべてを完璧に仕上げたいと思うもの。
しかし実際には「玄関アプローチで後悔している」という声も少なくありません。
家の顔ともいえる玄関アプローチは、見た目だけでなく日々の暮らしやすさにも直結する重要なスペースです。
そこで今回は、新築時によくある後悔とその対策を3つの視点からご紹介します。
Contents
スペース設計でよくある後悔
玄関まわりの広さや動線は、暮らしやすさに大きく影響します。
ここでは、よくある設計ミスと対策を紹介します。
通路幅が狭くて通りにくい
「もう少し幅を広くしておけばよかった…」という後悔は意外と多く聞きます。
特に、ベビーカーや車椅子を使うご家庭では、通路が狭いと日々の出入りがストレスに。
玄関アプローチの幅は最低でも1.2m以上を確保するのがおすすめです。
可能であれば、直線的で段差の少ない動線を意識しましょう。
宅配ボックスや傘立てなどの置き場を想定していなかった
ネットショッピングの利用が増える今、宅配ボックスの需要は高まっています。
加えて、傘立てや自転車置き場なども必要になり、「置く場所が足りない!」と感じる人も。
こうした収納・設置スペースは後から増やすのが難しいため、最初から玄関まわりの使い方をシミュレーションして、ゆとりある設計を意識しましょう。
素材や設備の選び方で後悔
素材や照明などの選択は、見た目だけでなく安全性や使い勝手も考慮することが大切です。
後悔しやすいポイントを押さえておきましょう。
おしゃれ優先で選んだ素材が滑りやすい・汚れやすい
タイルや天然石、ウッドデッキなど、見た目重視で素材を選んだ結果、「滑りやすい」「汚れが目立つ」「手入れが大変」と感じるケースがあります。
例えば、タイルは冬場に凍結しやすく、木材は定期的なメンテナンスが必要です。
逆にコンクリートは管理が楽ですが、殺風景に感じることも。
素材ごとの特性を理解しながら、デザインと使い勝手の両立を意識することが大切です。
夜になると暗くて危ない
照明計画が不十分だと、夜間に足元が見えにくくなり、転倒のリスクが高まります。
さらに、防犯面でも暗さはマイナスに。
おすすめは、フットライトで足元を照らし、植栽をアップライトで引き立てる照明計画です。
センサー付きライトを活用すれば、省エネと安全性の両方が叶います。
メンテナンス・季節の影響で後悔
玄関アプローチは、季節や経年変化によって使い勝手が変わります。
手入れの負担や季節の影響を見越した工夫が必要です。
植物の手入れが想像以上に大変だった
緑のある玄関アプローチは癒しになりますが、管理が追いつかずに荒れてしまうケースも少なくありません。
植物選びでは、手入れのしやすさや成長スピード、季節ごとの変化などを考慮することが重要です。
特に忙しい家庭には、常緑樹やメンテナンスが少ない植栽が向いています。
また、植栽スペースは設計段階から計画しておくことで、後の後悔を避けられます。
季節によってアプローチが使いにくくなる
夏の直射日光、冬の積雪や凍結など、日本の四季はアプローチの使い勝手にも大きく影響します。
例えば、軒を深めに設けて日差しや雨を防ぐ工夫や、寒冷地では融雪設備の導入など、季節を見越した対策を取り入れることで、年間を通して快適に使える玄関アプローチになります。
まとめ
玄関アプローチは、ただの通り道ではありません。
家の第一印象を左右し、住まいの快適性にも大きく関わる重要な空間です。
後悔しがちなポイントを知っておくことで、「どんな暮らしをしたいか?」を軸にした設計ができるようになります。
プロの意見も参考にしながら、自分たちのライフスタイルに合った理想の玄関アプローチをつくりましょう。
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