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掘りごたつと一般的なこたつ。それぞれの魅力と注意点って?
こたつには、床にそのまま置いて使う一般的なこたつと、床にこたつ用の穴を掘り下げてそこに足を入れて椅子に腰かけているような姿勢で使える掘りごたつの2種類があります。
せっかく注文住宅を建てるなら堀ごたつを導入したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、掘りごたつは床を掘り下げるため、実際に設置したもののあまり使わないという状況になるのは避けたいところですよね。
そこで今回は、掘りごたつの魅力や注意点を一般的なこたつと比較してご紹介します。
それぞれの違いを理解したうえで、どちらのこたつが自分たち家族に合っているか検討してみてくださいね。
Contents
掘りごたつの魅力と注意点
足を伸ばせる
掘りごたつの一番の魅力は、足を伸ばして使える点です。
床の中に足を落として座れるので、あぐらや正座をする必要がありません。
そのため、長時間座っても疲れにくいというメリットがあります。
足腰に負担がかかりにくいので、特に高齢者にはおすすめです。
暖房効率が高い
掘りごたつは床下から熱が伝わってくる仕組みになっているので、エネルギー効率が高いというメリットも。
足元をしっかりと集中的にあたためるので、電気代の節約につながります。
オフシーズンの活用について
掘りごたつは床を掘り下げているため、使用しない時は無駄な空間に感じるかもしれません。
しかし、座卓としても使えるので、冬場以外にも有効に使うことができます。
また、掘り下げた部分をフタで隠すこともできるので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心ですよ。
設置にはコストがかかる
掘りごたつは床を掘り下げる必要があるため、設置にはコストがかかります。
床の掘り下げや電気工事、専用ヒーターの設置など、工事内容により費用は変動します。
また、一度設置すると部屋の模様替えなどがしにくい点には注意が必要です。
一般的なこたつの魅力と注意点
移動・収納ができる
床に置くだけでそのまま使える一般的なこたつは、必要に応じて移動や収納ができるのが良い点です。
使わない季節には収納し、部屋をスッキリさせることができるのは大きなメリットですね。
季節ごとにレイアウトの変更もしやすいので、よりフレキシブルに使えます。
安く手軽に導入できる
一般的なこたつは安価で購入できます。
設置や解体も簡単で、引っ越しや模様替えの際にも工事等が不要です。
狭いスペースでも使いやすいので、それほど場所を選ばず設置することができます。
安定性が高くない
床置きこたつは手軽に配置することができますが、使用する際に動きやすいため、安定性に注意が必要です。
特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、こたつが動いてしまうことによる転倒などのリスクもあるため、滑り止めシートや固定具を使用すると安心でしょう。
姿勢が安定しにくい
一般的なこたつを複数人で使う場合、足を折り曲げて座ることが多くなります。
そのため、長時間の使用では足が窮屈に感じたり、姿勢が安定せず足腰が痛くなったりする可能性があります。
座布団やクッションなどで座りやすい姿勢を調整できるようにするとよいでしょう。
結局どっちが良いの?
掘りごたつは、以下のような方におすすめです。
・空間を無駄なく使いたい方
・腰に負担をかけずに温まりたい方
対して、以下のような方は一般的なこたつを選ぶとよいでしょう。
・簡単な設置・収納で自由にレイアウトを変更したい方
・低コストでこたつを導入したい方
まとめ
掘りごたつと一般的なこたつにはそれぞれのメリットがあります。
自分たちのライフスタイルにはどちらのこたつが合っているか、考慮したうえで選ぶようにしましょう。
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