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自宅を鉄筋コンクリート造りにするポイントは?メリット・デメリットも解説

地震や台風などの災害が多い日本では、災害に備えた丈夫な家づくりが求められています。

そこで注目されているのが「鉄筋コンクリート造の家」です。

鉄筋コンクリート造はRC造とも言われます。

今回は、この鉄筋コンクリート造の特徴や、マイホームを鉄筋コンクリート造にする際のポイントについて詳しく解説します。

 

鉄筋コンクリート造とは?

鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造の建物のことです。

引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを一緒に使うことで、強い建物を作ることができます。

鉄筋コンクリート造はマンションや商業ビルでよく採用されますが、その耐震性や耐火性の高さから、戸建て住宅に取り入れられることも少なくありません。

災害が多い地域や長期に渡って安全に住み続けたいと考える方であれば、鉄筋コンクリート造は魅力的な選択肢です。

メリット

鉄筋コンクリート造には、以下のようなメリットがあります。

・揺れに強い性質から高い耐震性が期待できる

・燃えにくい素材なので火に強い

・コンクリートによって音が遮断されるので遮音性が高い

デメリット

続いて、鉄筋コンクリート造りのデメリットを確認しましょう。

・木造建築よりも費用が高く、工期も長い

・熱を通しやすいので断熱性が低い

・木造と比べて設計の自由度やリフォームが難しい場合がある

 

マイホームを鉄筋コンクリート造にする際のポイント

鉄筋コンクリート造の家を建てるには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

土地の地盤調査を行う

鉄筋コンクリート造は木造よりも重量があるため、土地がその重量に耐えられるかどうかが重要です。

地盤が軟弱な場合、しっかりと地盤改良する必要があります。

まずは土地の地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良工事をしましょう。

将来のライフスタイルを考慮する

鉄筋コンクリート造は強固な構造である分、設計の自由度が低いというデメリットがあります。

例えば、大きな開口部を作りたい、天井を高くしたいなどの希望がある場合、木造の方が向いているケースもあります。

また、将来的なリフォームで増改築をしたい場合に希望通りにいかないことも考えられるので、将来のリフォームの可能性なども考慮に入れておきましょう。

断熱性能を高める

鉄筋コンクリート造は熱伝導率が高いです。

外気の影響を受けやすいことから、夏は暑くなりやすく、冬は冷えやすいという欠点があります。

そのため、家の断熱性能を高めて外気の影響を受けにくい構造にすることが必要です。

窓ガラスや外壁材には断熱性能の高いものを選ぶことをおすすめします。

 

鉄筋コンクリート造がおすすめのケースって?

鉄筋コンクリート造の家をおすすめするケースをご紹介します。

・自然災害が多く、災害の被害を最小限に抑えたい方

・交通量の多い道路沿いや近隣との距離が近い場所で、防音性能の高い家を建てたい方

・長期的に見てコストパフォーマンスの良い家に住みたい方

 

鉄筋コンクリート造の家は、木造住宅と比較すると初期費用が高いです。

しかし、耐久性が高くメンテナンスの必要もほとんどないので、長期的に見るとコストパフォーマンスは良いと言えます。

 

まとめ

鉄筋コンクリート造の家は、耐震性・耐火性に優れています。

ただし、費用が高いことや設計の自由度が低いといったデメリットも理解した上で、鉄筋コンクリート造の家を建てるかどうかを検討しましょう。

家の構造について不安や疑問がある方は、住宅のプロにご相談くださいね。

 

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。 ぜひお気軽にご相談ください!