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住まいのノウハウ
明るさをキープして日射熱をカット! やました屋標準仕様のLOW-Eガラス
前回の記事でも説明したとおり、地上に届く紫外線の量が最も多くなるのが5月です。住まいは《日当たりがいい》に越したことはないのですが、強すぎる日射しは窓枠や床、家具やカーペットを変色させてしまいます。夏の暑さをやわらげて冷房の効きをよくするためにも、適度に日射しを遮る工夫が必要です。 やました屋では、すべての窓に複層のLow-Eガラスを標準仕様にしています。このLow-Eガラスには2種類あり、ひとつは日射熱をカットする【遮熱】タイプ、もうひとつは室内の熱を外に逃がさない【断熱】タイプです。 窓の方角によってこの2タイプをうまく使い分けることで、空間の快適性はグンと良くなります。一般的に東西の窓には遮熱タイプ、南北の窓には断熱タイプが適しているとされていますが、住んでいる地域によっても判断がわかれます。 たとえば西日が強い九州では、西側の窓には遮熱タイプのLow-Eガラスは不可欠。夏場の冷房効果も高まり、室内の日焼けも防いでくれます。ところが、この遮熱タイプを南側の窓に設置してしまうと…冬の寒い日に温かい陽光が入らなくなってしまいますね。 同じ南側の窓でも、夏の暑さが厳しい地域に建つ家の大きな窓だとするとどうでしょうか。明るさをキープしながらも日射熱をカットしてくれる遮熱タイプのほうが好ましいといえます。 やました屋の見学会にお越しになる機会があれば、ぜひ窓ガラスもチェックしてみてください。普段は見過ごされがちですが、快適性・省エネ性を左右する大切な部分です。