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目的に応じたガラスを選ぼう!ガラスの種類と選び方!
住宅に使われているガラスは一見同じように見えますが、実はガラスにも豊富な種類があることをご存じでしょうか。
家づくりをするにあたって、どんなガラスが高い機能性を有しているか、部屋の雰囲気に適したデザインのガラスはどれか、といったことを知っておくことは重要です。
そこで今回は、ガラスの種類と選び方について紹介していきます。
ガラスにはどんな種類と特徴がある?
一般的に、住宅には以下のようなガラスの種類が使われます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①透明ガラス
住宅の窓ガラスとして利用されることが多い、最も標準的なガラスです。
「フロートガラス」とも呼ばれます。
特殊な加工が施されておらず、表面に凹凸がない一枚板のガラスです。
透明ガラス用のフィルムシートを貼付することで、飛散防止や目隠し、遮熱、断熱といった機能性を高めることができます。
②網入りガラス
透明ガラスに網状のワイヤーが入っているものを網入りガラスといいます。
一件、防犯効果は高そうですが、実際にはほとんどありません。
このワイヤーは火災の際、一般的な透明ガラスよりも飛散・延焼しにくいようにするために設けられています。
高熱によりガラスが割れたとしても金網に引っ掛かるので、破片が落下しにくくなります。
破片によるケガの防止効果が期待できます。
③型板ガラス
型板ガラスの表面には凸凹した模様があります。
表面が凹凸になっているので透明度が低く、目隠しとして機能するのが特徴です。
凹凸の形状次第で、ほとんど透かして見えないものや、ぼんやり曇って見える程度ものまで多様なタイプがあります。
採光はしつつも、お風呂場やトイレといった外部からの視線が気になる場所のプライバシー確保を適切に行うことができます。
④複層ガラス
複層ガラスとは、複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気等を封入した中間層のあるガラスのことです。
一般的に2枚の板ガラスを重ねることが多く、「二重ガラス」や「ペアガラス」とも呼ばれます。
中間にある空気層により、高い断熱効果が期待できます。
複数枚のガラスを重ねても、光の透過性や透明度に大きな影響を及ぼすことはほとんどないので、通常の透明ガラスと同様の用途で使うことができます。
適切にガラスを選んで快適な空間を
今回は、ガラスの種類と選び方を紹介しました。
空間ごとに適したガラスは異なるものです。
適切なものを選ぶことにより、おしゃれな雰囲気やより高い快適性を実現できるでしょう。
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