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バリアフリーで快適なリビングを!家族全員でできる工夫とは?
バリアフリー住宅には、快適なリビングが必要!
バリアフリー住宅を設計する際に、どんな空間が求められるかは、体の不自由な当事者の必要に応じて変わってくるものです。全体的に段差をなくしたり、廊下・お風呂場に手すりをつけるのがその典型例です。
中でも、リビングの設計は、体の不自由な当事者だけでなく他の家族のことも配慮しなければなりません。なぜなら、リビングは家族が最も長い時間を過ごす空間であり、全員が快適に、不自由なく使えることが求められるからです。
そのため、長く住まう家にはストレスフリーのリビングが必要です。この記事では、快適なリビングを手に入れるにはどんなことができるか紹介していきたいと思います。
さらに便利で快適なリビングを
前述したように、リビングは、家族全員が不自由なく、快適に過ごせる場所であるべきです。
体の不自由な人が暮らしやすい環境を実現し、他の家族のメンバーが何も我慢していない、快適に使えるものが理想です。
体の不自由な当事者の要望にもよりますが、リビングのバリアフリー対策として、手すりを設置する、できるだけ段差をなくす、床を滑りにくくする、ヒートショック対策を考慮し断熱性を高める、というようなもの挙げられます。以上の基本的な対策に加えて、各家庭に合わせた理想の空間を創っていきましょう。
具体例を見ていきましょう。
車椅子で生活している人の中で自力で移乗(別の椅子に乗り移ること)ができる場合、ソファに腰掛けてくつろぐ時間を楽しみにしているかもしれません。そのケースでは、ご家族で家具の配置を変えることで、ソファに座りやすい環境を整えるという工夫をすることができます。
車椅子の方だけでなく他の家族全員も使うアイテム、例えばテレビのリモコンやティッシュなどは、常に車椅子の方でも取りやすい位置にしておくといいでしょう。
ソファテーブルを利用したい場合、車椅子の方にとっては使いづらいものなので、購入する前に、ご自分の目で実物を確認してから家に導入するとミスを防ぐことができます。
理想のリビングを創り上げるためには、まず家族の各メンバーの意見・要望を聞きましょう。それから、全員で協力して快適な空間を実現していきましょう。こうすることで、将来的な生活に変化が起きた場合でも、柔軟に対応することができます。
「住宅改造」や「家づくり」でバリアフリー化!補助金もある?
住宅を新築する段階で、バリアフリー仕様にすることが可能です。その場合、将来時点でバリアフリー化が必要になった部分に対し、後々導入できるような工夫が凝らされています。
バリアフリー化のための「住宅改造」等を行う場合は、自治体によっては補助金が給付される可能性もあります。しっかり調べて、どんどん活用していきましょう。
バリアフリー仕様ではあるものの、実際にはあまり使い勝手の良くない場合も見受けられます。そうなってしまう前に、バリアフリー施工に理解・実績のある施工会社を見極めることが大切です。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。ぜひお気軽にご相談ください!