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庭の芝生は天然芝と人工芝どっちがいい?メリット・デメリットを解説
家を建てたら、庭づくりにもこだわりたいと思う人は多いでしょう。
気持ちのいい緑の芝生の上で、走り回ったり寝転んだりして心地よい時間を過ごせたらいいですよね。
けれど、庭に芝生を作るときに以下のような悩みを持つ人も多いかもしれません。
「芝生は、天然芝と人工芝どっちがいいの?」
そこで今回は、庭の芝生を天然芝と人工芝にするメリット・デメリットを詳しく解説します。
Contents
庭に芝生がある暮らしとは
マイホームの庭を芝生にすると、砂利で覆った庭よりも見た目が美しく感じられるでしょう。
青青とした緑色の芝生を眺めていると、心が穏やかになると思う人も多いかもしれません。
植物の持つ緑色は、心や体の疲れを癒すリラックス効果があるといわれています。
また、芝生は、コンクリートやアスファルトに比べると柔らかく、子どもが庭で遊ぶときにも怪我をしにくいのがメリットです。
さらに、芝生は太陽光の照り返しを減らし、夏の暑さを和らげる効果があります。
夕方には庭に水を撒くことで、温度が下がり、清涼感が得られるでしょう。
庭を芝生にすることで、庭の楽しみ方が広がるかもしれません。
ガーデンチェアを出して読書をするのもいいですね。
休日には、友人を呼んでバーベキューを楽しむのもおすすめです。
庭の芝生を天然芝にするメリット・デメリット
天然芝とは、芝草(しばくさ)という生きた植物を使った芝生のことです。
1つの庭で1種類の芝草を使うことが多く、日本芝や西洋芝といった種類が広く使われています。
日本芝は高温多湿の環境に強く、西洋芝は寒さに強いという特徴がありますよ。
ここでは、天然芝のメリット・デメリットを解説していきます。
メリット
天然芝の一番のメリットは、季節を感じられることです。
春や夏には青々と生い茂り、冬には枯れたように茶色に変わります。
また、生きた芝草には成長に差があるため、草の太さにも違いがありますよ。
季節によって色が変わるため、自然を身近に感じられるでしょう。
また、肌触りも良く、小さなお子様やペットが遊ぶお庭に向きます。
人工芝に比べるとコストがかからない点も魅力の一つです。
デメリット
天然芝のデメリットは、芝草のメンテナンスが欠かせない点です。
雑草を処理する、肥料を与えるなどの定期的なお手入れをしなければなりません。
夏場は、芝の成長が早いため、週に一度は芝刈りが必要になるなど、手入れが必要になることを覚えておきたいものです。
庭の芝生を人工芝にするメリット・デメリット
人工芝とは、芝生に似せて作ったポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂の芝生のことです。
芝のパイルと、基盤になるシートで作られています。
芝はポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂で、本物そっくりの見た目です。
ここでは、人工芝のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
メリット
人工芝のメリットは、管理に手間も費用もかからないことです。
パイルが一定の大きさであることから見た目にバラつきがなく、一年中、青青とした芝生の景観を楽しめます。
また、丈夫で長持ちするため、お庭でゴルフを楽しみたい人にもおすすめです。
さらに、人工芝は土のある部分だけでなくテラスの上やバルコニーの中など、どこにでも施工できるのもメリットだといえるでしょう。
デメリット
人工芝のデメリットは、導入時のコストが天然芝よりも高いことです。
比較的、丈夫な素材ですが、経年劣化して変色したりパイルが傷んだりすることも少なくありません。
7〜10年ほどで交換が必要になると考えておくことをおすすめします。
家を建てたら庭を芝生にして楽しもう
芝生の庭は、美しい景観を楽しめて、柔らかな肌触りを楽しめます。
天然芝は自然の風合いを楽しめますが、芝刈りなどのメンテナンスが欠かせません。
人工芝は、お手入れが必要ありませんが、導入コストは天然芝よりも高い点がデメリットです。
どちらにもメリット・デメリットや特徴があるため、ご自身のライフスタイルやお庭の目的にあわせて選びましょう。
お庭の作り方に悩んだら、家づくりの専門家に相談してみませんか。
住宅と建物の、どちらのメンテナンスについても相談できる建築家は、家づくりの強い味方となるでしょう。
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