土地の地盤改良の必要性は？どのような調査がある？

「地盤の強さ」は非常に重要！

土地を選ぶにあたって、気にしなければならない要素は数多くあります。

購入費用（坪単価）、立地条件、近隣の利便性などはもちろんのこと、「地盤の強さ」も重要です。

地盤が弱いと、「不同沈下」や「液状化」のリスクが高くなります。

液状化についてはご存知の方が多いと思います。

不同沈下とは、建物が傾いて沈下することを指します。

つまり、本来は垂直でなければならない建物が傾くため、建物の寿命が縮むだけでなく、日常生活や耐震性能にまで影響が及びます。

不同沈下は地層が傾いている場合に特に起きやすい現象です。

地盤改良の必要性は？

良い地盤とは岩盤・砂礫のような固い地盤を指し、悪い地盤とは粘土層や砂層、以前は川や池などの水辺だったというような軟らかい地盤を指すことが一般的です。

地盤改良が必要かどうかは、実際に地盤調査をしてみなければわかりません。

地盤調査の代表的な方法には「ボーリング調査」があります。

この調査では、63 .5kgの重りを落下させることで地面を打撃し、30cmめり込ませるのにどれくらいの打撃数が必要かを調べます。

この打撃数は「N値」と呼ばれ、地盤の強さを示す指標として用いられます。

戸建住宅の場合は、「ラムサウンディング試験」や「スウェーデン式サウンディング試験」により、地盤の強度を測ります。

建築予定地の四隅と中心の調査を行い、その結果次第で地盤改良が必要かどうかが判明します。

より正確に地盤の強度を測ることができるのはボーリング調査ですが、費用面や作業スペース等の制限により、戸建住宅の場合は「スウェーデン式サウンディング試験」や「ラムサウンディング試験」が採用されることが多いのです。

地盤改良が必要だと判断された場合は？

地盤調査を経て地盤改良が必要だと判断された場合、地盤改良を施し、地盤が住宅の重さに耐えられるようにしなければなりません。

この場合は専門的知識を必要とすることがほとんどです。

土地探しや地盤の強さなど、家探しをするうえで分からないことがあれば、住宅の専門家に相談してみてくださいね。

tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。 ぜひお気軽にご相談ください！