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その広さ、本当に必要ですか? ~広さの感じ方~
皆さん、こんにちは。少しずつ春の訪れを感じる気候になりました。 今日は、住まいの「広さ」についてお話したいと思います。 お客様との打ち合わせの際に希望の間取りを伺うと、 「和室〇畳、リビングは〇畳程度」と、具体的な数字を出して要望を述べられることがよくあります。そんなとき、アトリエ建築家はこんな質問を投げかけます。 「その広さ、本当に必要ですか?」 まず、その部屋で何をするのかを想像してみましょう。それからその場所に必要な「広さ」を割り出すのが自然な流れであり、ムダがありません。家は、広ければ広いほどいいかというと、必ずしもそうではありません。広すぎると毎日の掃除をはじめメンテナンスが大変だし、固定資産税も高くなります。 アトリエ建築家と一緒につくるR+houseは「実際の広さよりも広く感じる」設計が特徴です。たとえば、天井を吹き抜けにしたり、階段をスリット(向こう側が見えるスケルトン)にしたり、自然に目線が行くところに窓を配置したり、広がりを感じさせる工夫がいっぱいです。 また、床や壁を明るい色にする、家具の色を統一させるなど、インテリアコーディネートによっても“広さの感じ方”にかなり違いが現われます。 必要最小限の間取りで、より広く見せること。それがこれからの賢い家づくりなのです。