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住まいのノウハウ
家の中にあるスキマが多いと……
「家の中が寒くて……」 この季節、朝起きるのが辛かったりしませんか。夜は暖房をかけて暖かくしていたはずなのに朝起きる頃にはすっかり冷えてしまう…… 起床時間に合わせてエアコンのタイマーをセットして部屋を暖かくしている方も多いのではないでしょうか。暖かくしていたのに時間が経つと室温が下がってしまうのは、お家の中にある隙間が関係しているんです。 ちょっと想像してみましょう。 仮に冬の室温が25℃とします。お家の中にある隙間が多いとどうなるかというと、室内の熱が隙間を通って外へ逃げてしまいます。それだけではなく、外から室内に冷たい空気が入ってきてしまいますよね。お家の中がなかなか暖かくならないので、エアコンの設定温度を上げたり、時間をかけて暖房してしまうのではないでしょうか。これって電気代(光熱費)もかさみますよね。 一方、隙間が少ないと室内の熱が外へ逃げにくくなり、外からも冷たい空気が入りにくくなります。室内の温度を維持できるようになる(断熱性能にもよりますが)ので、暖房を使う時間が少なくなり、光熱費の負担を減らすことにつながります。どんなに断熱性が高くても気密性が低い(隙間が多い)と熱が漏れてしまうので、断熱性と気密性は両方とも大事なんです。快適性と省エネ性を考えると、お家の隙間はできる限り少ない方がいいのです。 基本的に隙間のないお家はないのですが、隙間の量がなるべく少ない方が快適に暮らせるようになります。この隙間の量、実は測定することができるんです!やました屋では、全棟でこの測定(気密測定)を実施し、お施主様にその結果をきちんとご報告しています。それは、健康・快適・省エネな暮らしをしていただきたいからです。