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ブログ使い勝手と見た目に差が出る!パントリーの扉は「あり・なし」どちらが正解?
パントリーに扉をつけるべきか、それともオープンのままにするべきか。
家づくりを進める中で、意外と多くの方が悩むポイントです。
キッチンまわりの収納力を高め、空間をすっきりと保つためにパントリーを設ける方は増えていますが、実は「扉の有無」によってその使い勝手や印象は大きく変わってきます。
どちらを選ぶかによって、収納のしやすさや生活感の見え方、家事の効率にも違いが生まれるため、慎重に考えたいところです。
そこで今回は、パントリーに扉をつける場合とつけない場合、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、あなたの暮らしに合った選択を見つけるヒントをご紹介します。
パントリーに扉をつけるメリット
パントリーに扉を設けると、見た目の美しさや衛生面、保存環境の安定など、さまざまな利点が得られます。
ここでは、主なメリットをご紹介します。
生活感を隠して、見た目すっきり
扉があることで、収納物が直接見えず、キッチン全体がすっきりとした印象になります。
特にリビングと一体になった間取りでは、来客時でも雑多な印象を与えず、スマートな空間を演出できます。
ホコリや油汚れを防げて衛生的
キッチンは調理の際に油や水蒸気が飛び散りやすい場所です。
扉があれば、パントリー内の食品や調理器具をこれらの汚れから守ることができます。
また、ホコリの侵入も防げるため、衛生面でも安心です。
温度や湿度の影響を受けにくい
扉を閉じることで、パントリー内の温度や湿度の変化を抑えやすくなります。
乾物や調味料などの食品を良い状態で保存しやすくなり、品質の劣化を防ぐうえでも効果的です。
パントリーを扉なしにするメリット
一方で、扉をつけずにオープンなパントリーにすることにも、いくつかのメリットがあります。
取り出しやすく、家事がスムーズに
扉がないため、必要なものをサッと取り出せます。
調理中の動きがスムーズになり、忙しい朝や短時間で料理を済ませたいときに大助かり。
時短にもつながる効率的な収納スタイルです。
在庫管理がしやすい
一目で収納物が確認できるので、どこに何があるか把握しやすく、買い忘れや二重買いを防げます。
食材のロスを減らし、無駄のない買い物にもつながります。
空間を広く感じさせる
扉がないことで、視覚的に空間が広く感じられます。
特に、狭いキッチンの場合、この効果は顕著です。
オープンな雰囲気を好む方にとっては、理想的な空間演出が可能になります。
扉の有無で変わる使い勝手と印象
パントリーに扉をつけるかどうかは、単なる見た目の違いだけでなく、毎日の使い勝手や暮らしの快適さにも大きく関わってきます。
整理整頓のしやすさに差が出る
扉付きなら、多少中が乱れていても外からは見えないため、急な来客時でも安心。
ただし、油断すると中が散らかりやすくなるので、定期的な整理が必要です。
一方、扉なしの場合は常に整頓された状態を保つ必要があり、日々の管理が重要になります。
インテリアの一部として楽しめる
扉なしパントリーは、収納する物そのものがインテリアになります。
お気に入りの収納ボックスやガラス瓶、木製の棚板などを使えば、見た目もおしゃれに。
キッチン全体の雰囲気づくりにも一役買ってくれます。
家事動線に与える影響も
扉の開閉の有無で、料理や片付けの動線が変わってきます。
扉なしの場合、スムーズな動きが可能ですが、扉付きの場合は開閉の動作が加わります。
ライフスタイルに合わせて選択することが大切です。
まとめ
パントリーの扉を「つける・つけない」の選択は、見た目の好みだけでなく、収納スタイルや家事の効率、暮らしやすさにも影響を与える重要なポイントです。
整理整頓のしやすさ、料理の頻度、家族構成、そしてあなた自身のライフスタイルに合わせて、最適な形を選びましょう。
注文住宅では、こうした細かい部分にもこだわることで、より快適で満足度の高い住まいをつくることができます。
理想のキッチン空間を作り上げるために、ぜひ専門家とじっくり相談しながら、あなたにぴったりのパントリーを設計してみてはいかがでしょうか。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。 ぜひお気軽にご相談ください!