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ブログランドリースペースは庭に!快適な外干しを叶える設計術
近年は乾燥機を使って洗濯物を乾かす方が増えていますが、やはり太陽の光と風で自然に乾かす心地よさを大切にしたいという方も多くいらっしゃいます。
太陽の光と風の力で乾かした洗濯物の香りや手触りは、乾燥機ではなかなか得られない満足感があります。
とはいえ、「隣の家から丸見えで恥ずかしい」「花粉や排気ガスが気になる」「急な雨に対応できない」など、外干しならではの悩みもつきものです。
そこで今回は、洗濯物を気持ちよく外干しできる庭づくりの工夫をご紹介します。
風通しとプライバシーの確保を両立させた設計や、天候に左右されない工夫など、これから家づくりを考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
風通しと目隠しを両立させる庭設計って?
外干しに適した庭をつくるうえで大切なのが、「風通しの良さ」と「プライバシーの確保」のバランスです。
風がしっかり通れば洗濯物は早く乾きますが、外からの視線が気になると、せっかくの快適さも半減してしまいます。
そこで、風を遮らずに目隠し効果を得られる、庭づくりの工夫をご紹介します。
背の高い植栽で自然に目隠しする
高さのある植栽を上手に取り入れることで、視線を遮りながらも風通しを保つことができます。
常緑樹や生垣は、一年を通じて安定した目隠し効果が得られるためおすすめです。
ただし、密に植えすぎると風の通り道を塞いでしまう恐れがあるため、風の流れを意識したレイアウトを心がけましょう。
パーゴラやトレリスを設置する
庭のアクセントにもなるパーゴラやトレリスは、風を遮らずに程よく視線をカットできるアイテムです。
つる性植物を絡ませれば、緑に包まれたナチュラルな雰囲気も楽しめます。
洗濯スペースの周辺に設置すれば、見た目にもおしゃれで実用的なランドリーガーデンに仕上がります。
天候に左右されない工夫
外干しにとって一番の悩みは、やはり予想外の雨。
せっかく干した洗濯物が濡れてしまうとがっかりしてしまいますよね。
そんなときに備えて、天候の変化に柔軟に対応できる工夫を取り入れておくと、毎日の洗濯がもっと快適になります。
軒下スペースをうまく活用する
家の軒下に洗濯物を干せるスペースを確保しておくと、急な雨でも慌てずに対応できます。
軒の出を十分に取り、洗濯物が濡れにくい設計にすることがポイントです。
また、軒下は直射日光が届きにくい分、風通しの良い場所を選ぶことで、しっかり乾かすことができます。
可動式の屋根やテントを設置する
庭に可動式の屋根やタープを設置するのも効果的な方法です。
天気の良い日は開放して日光をたっぷり取り込み、雨が降りそうな時にはサッと閉じて洗濯物を守ることができます。
最近ではデザイン性に優れた商品も多く、庭の雰囲気に合わせておしゃれに取り入れることが可能です。
効率的な洗濯物干しスペースの設計ポイント
たくさんの洗濯物を効率よく干すためには、スペースの有効活用が鍵となります。
以下のポイントを押さえて、使い勝手の良い洗濯物干しスペースを設計しましょう。
複数の物干しポールをバランスよく配置
庭の広さに合わせて、複数の物干しポールを設置すると、大量の洗濯物もスムーズに干せます。
シーツや布団などの大きなものと、シャツやタオルなどの小物を分けて干せるよう、高さや間隔を調整するのがポイント。
また、ポールの配置を工夫することで風の流れを活かし、乾きやすさもアップします。
壁や柱を有効活用して省スペース化
庭にある壁面や柱を利用して、折りたたみ式の物干し金具を取り付ければ、省スペースで実用的な干し場が完成します。
使わない時はすっきり収納できるため、スペースを無駄にせず、庭を多目的に使いたい人にもぴったりです。
まとめ
外干しを快適にする庭づくりは、日常の家事をスムーズにし、暮らしにちょっとした喜びをプラスしてくれます。
風通しと目隠しを両立した設計、急な雨に備えた工夫、スペースの効率的な使い方など、ポイントを押さえることで、機能的で美しいランドリースペースが完成します。
これから注文住宅を検討されている方は、設計段階から外干しのしやすさを意識することで、より快適な住まいを実現できるはずです。
家族のライフスタイルや庭の使い方に合わせて、理想のランドリーガーデンをぜひ形にしてみてくださいね。
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