寝室の乾燥問題に試してみる4つの対策
寝室の乾燥が気になる
人間は「乾燥」に弱く、空気が乾燥していると喉や鼻の粘膜に異常をきたし、体調の悪化を招きます。
しかし、皆さんが多くの時間を過ごす「寝室」は乾燥しやすい場所の一つに挙げられるのをご存知でしょうか?
というのも、防犯上の問題から、窓を閉め切って寝る方も多く、暑い時期や寒い時期には冷暖房も稼働させるからです。
では、この「寝室」の乾燥問題。
どのようにして改善したらよいのでしょうか。
4つの乾燥対策
人間が寝る時の理想の湿度は50~60%といわれています。
しかし、窓を閉め切ったり冷暖房をつけたりする寝室では、50%を下回ることがあり、下回っても寝ている我々が即座に対処することは難しいといえるでしょう。
そこで、寝る前に対策をしておく必要があります。
ここでは以下の四つの工夫をご紹介します。
加湿器の利用
まず一つ目は、加湿器を利用する方法です。
湿度をダイレクトにコントロールすることが可能ですが、加湿のし過ぎは
カビや結露を発生させる可能性もあります。
以上の事から加湿器を利用する際は、部屋の状態に応じてタイマーをセットするなどの工夫をするとよいでしょう。
洗濯物を寝室で干す
濡らしたタオルを部屋の壁などにかけることで、湿度をコントロールする方法があります。
この方法の応用で、濡れた洗濯物を寝室で干すことで加湿することも可能です。
しかし、洗濯物が乾きにくかったり、部屋干しのにおいが気になる方もいるでしょう。
干す洗濯物や、部屋干し用の洗剤を使うなどの工夫が必要です。
マスクをつけて寝る
マスクをすることで喉の乾燥を軽減することができます。
乾燥の影響を受けやすい喉の保護という点では有用ですが、息苦しさや、熱中症を招くこともあるので、使う時期や体調に気を付けてください。
鼻呼吸を意識づける
普段から口呼吸を行っている方は鼻呼吸を習慣づけるとよいでしょう。
というのも、喉の乾燥は喉から直接空気を取り込むことで、喉の粘膜に空気が直接触れることが原因だからです。
また、鼻腔を広げるテープを使うと鼻呼吸が促されるので、気になる方は利用してみるとよいでしょう。
空気の良い家づくり
本記事で紹介した対策を行うことでも、寝室の「乾燥」問題を改善することができます。
しかし、寝室だけでなく、家全体の空気をいい状態に保つ方法があります。
それは、適切な「換気システム」を取り入れることです。
温度と湿度を適切な状態に保ったまま、空気を入れ替えることができる換気システムを採用すれば、季節に関係なく一年中良い空気を保つことができます。
良い空気は良い換気からともいえるでしょう。
tattaでは、直接話し合いをしながら家づくりを進めることができるため、家づくりに関する様々な相談対応も可能です。
ぜひお気軽にご相談ください!