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[省エネマイスターコラム] 第3回 住まいに関する心地よさ
毎日毎日暑い日が続きますね。これも異常気象の影響でしょうか?怖いなぁ。 さて、今回は「住まいに関する心地よさ」を考えていきます。 その心地よさを人が持つ五感のうち「視覚」「聴覚」「嗅覚」+「動作感覚」「暖涼感(寒さ・暑さの感覚)」「精神的欲求」から考えてみます。 師匠の野池政宏氏の著書から抜粋しました。 まず「視覚」に関わるのは、色や明暗などを自分好みでまとめると心地よいですね。 「聴覚」は外部の騒音を排除しつつ内部の音環境を適切にする事が大事です。 さて、「嗅覚」では外部の臭いを防ぐことは難しいので、住む場所を考えましょう。 家の中の臭いは換気計画と風通しがポイントになります。 「動作感覚」に関わるのは、例えば家事がしにくい、収納の量や位置が悪い等、いわゆる間取りに左右される事象です。 充分間取りを考えても、建った後に不満を持っている人が多いですね。 「暖涼感」は特に心地よさに大きな影響を与えますが、断熱性能などを上げる等の工夫で意外と簡単にできます。 「精神的欲求」とは「こんな子育てがしたい」「趣味のスペースがほしい」「屋上のある家がほしい」と言ったものです。 こうした欲求が満ちたされるほど、心地よくなります。 家造りの優先としては、視覚>動作感覚>暖涼感 の順番ですよ。 ぜひ、家造りのご参考にしてください。