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2017.06.08

私たちについて

極寒・猛暑のイランの暮らしで気づいたこと

こんにちは!やました屋代表の、山下平です。

 

ずいぶん昔の話ですが、実は私、大学卒業後イランで火力発電所の設計をしていたことがあります。最初は地元イランにもともとあったレンガ造りの寮に滞在し、のちに日本の企業が建てた鉄筋コンクリートの寮に移ったんです。

レンガ造りの建物は、夏は涼しくて冬は暖かく、寒暖の差が激しい中東でも一年を通して快適に過ごせました。

ところが、鉄筋コンクリートの寮の夏の暑さったら! もう、サウナ室かと(笑)。それに冬の寒さもハンパありません。室内なのに凍えそうでしたから…。日本人が建てたのだから、造りはしっかりしているはずなのに、とても住めたものじゃありませんでした。

 

 

その時身をもって実感したんです。地元の素材で造る、地元の気候・暮らし方にあった家屋が一番なんだ、と。

 

そして飯塚に戻ってきたときに、周りの住宅を見て思いました。当時は大手住宅メーカーの量産型の家屋が主流。筑豊という地域の特性を考えて建てられているわけではないので、住み心地はどうなんだろう、って。

 

飯塚は典型的な盆地気候です。夏と冬の気温の差が激しく湿度が高い。

飯塚に限らず、日本列島の中でも西に位置する九州の西日は、関東と比べると強烈です。だから私たちは西向きの窓は極力作らないし、軒の出し方にもこだわります。

 

高気密・高断熱ならすべてOK!というわけじゃなく、風土に合った設計がとても大事だということ。これが、イランの暮らしから学んだ家づくりのこだわりです。