スタッフ紹介番外編 山下平 衝撃のイランライフ | 飯塚 福岡・筑豊の注文住宅tatta

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スタッフ紹介番外編 山下平 衝撃のイランライフ

皆さまこんにちは!やました屋代表 山下平です。

前回、3年間イランで火力発電所の設計をしていたという話をさらっと書きましたが、実はこのイランでの生活、今思い返すととんでもない非日常だったのです。少しご紹介しましょう。

 

 

爆撃音で始まる1日

 

ドーン!(爆撃音)

タンタンタンタン!(銃の音)

 

これが私の目覚まし音でした。

 

時代はちょうど、イランイラク戦争の終わりがけの頃。

赴任してすぐノーステヘランの事務所で図面を書いていた時期のことです。ノーステヘランが空爆を受けることはほとんどありませんでしたが、隣接するサウステヘランが常時標的になっていたのです。サウステヘランはホメイニ氏の居住地でしたからね。

 

そして、警報のサイレンが鳴りだすのは、決まって爆撃音がとどろいた後(笑)!

 

 

恐怖のラマダン

 

「ラマダン」という言葉は、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

そうです、世界中のイスラム教徒が毎年行う約1ヶ月間の断食です。この断食、なんと異教徒の私たちも参加しなくてはならなかったんです。

日の出から日没までの間だけとはいえ、ツバを飲み込むことさえ許されない厳しさ。事務所に銃を持った宗教警察が入ってきて、我々の喉が動いていないかどうか監視するんです^^;

 

他にもイスラム教には禁止事項がたくさんあって…ことさら服装には厳しかったですね。

現場では、どんなに気温が暑くても半袖はダメ、白い靴もダメ。街に出るとあちらこちらで憲兵隊が目を光らせているので、外出の際のいでたちには気を付けなくてはなりませんでした。

 

 

女性がキレイ

でも、怖いことばかりではありません。イランの女性は、とにかく綺麗!特に20代くらいの若い女性は皆女優さんのようでした。ただ、歳を重ねるにつれ、どんどん体重が増えていく傾向にあるようでしたが…これはいずこも同じかな(笑)。

 

社会人になってしょっぱながコレでしたから、帰国してからはちょっとやそっとの事では驚かなくなったし、いろいろな不測の事態落ち着いて対処できるようになりました。

あらためて、イランの過激な3年間に感謝です。