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住まいのノウハウ
完成見学会はココをチェック ~断熱性能の要「サッシ」の種類~
皆さん、こんにちは!
先月の記事で「完成見学会で見て欲しいポイント」をいくつか挙げましたが、もうひとつ、ぜひチェックしていただきたいモノがあります。
それは、窓のサッシです。
高気密高断熱の家において断熱性能を左右するのは、実は壁の断熱材ではなく「窓」の仕様、といっても過言ではありません。というのも、ほとんどの熱は窓から逃げていくからです。
いくら優れた断熱材を使っていても、熱が逃げやすいサッシでは意味がないということです。
サッシの素材は、主にアルミと樹脂の2種類。それぞれメリット・デメリットがあります。
【アルミ】軽くて防火性にも優れていて丈夫ですが、金属なのでどうしても熱伝導率が高くなり、外気の影響を受けやすいのがデメリット。
【樹脂】熱伝導率が低いので断熱性に優れていて結露が生じにくいというメリットがありますが、強度が低いため厚みが必要。そのため採光性も悪くなりがちです。
そこで、やました屋では外側はアルミ、内側は樹脂というハイブリッドの“複合サッシ”を推奨しています。
アルミの耐久性・採光性の良さと、樹脂の断熱性、結露の出にくさ、双方のメリットを生かすことでデメリットを解決。
国内の大手サッシメーカーの商品なので、メンテナンスが必要になったときも迅速に対応できます。
完成見学会や住宅展示場に足を運ばれる際は、ぜひ窓のサッシをじっくり観察して、実際に触ってみてください。