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住まいのノウハウ
老後までを見据えたシミュレーションが大切!~大切なお金の話①~
「借りられる金額と、返せる金額は違います」
これは、やました屋が「資産相談会」にお越しいただいたお客様に必ず伝える言葉です。多くの住宅メーカーは、建物を建てるためだけの費用しか見ようとしません。今、これだけの収入があるから、〇〇万円借り入れて毎月〇円返していきましょう、と。
住居費、教育費、老後の生活費、これらは人生の3大支出と呼ばれます。そのうちの住居費だけを考えて安易にローンを組んでしまうと、将来返済できなくなり家を手放さなくてはならなくなる、ということもあるのです。
保険会社には、顧客の現在から老後にいたるまでの収入や支出をシミュレーションし、無理なく支払っていける掛け金を算出するFP(ファイナンシャルプランナー)がいます。
同じように、やました屋では、専門家が住宅に特化したファイナンシャルプランニングを行います。
・世帯の収入
・家賃、光熱費、食費に毎月どれくらい支払っているか
・老後の資金は貯蓄しているか
といったお客様の「今の状態」をしっかり把握し、ご夫妻にお子様がいらっしゃる、もしくは出産の予定があるのなら、まずは「進学」についてシミュレーションします。
ご主人が〇歳のときにお子様が高校に進学します、その際私立に進学するとしたら、家計はこうなります、と目に見える数字で表します。
他にも、数年後に車を買い替えたときにかかる費用、ご主人の定年後の生活費など、住宅購入後の人生で必要なお金をトータルに算出するのです。
そうすると、毎月返済していく住宅ローンの額が、ムリの無い金額かどうかが一目瞭然。〇歳のころに破綻してしまう!ということが判れば軌道修正ができますね。たとえば、保険を見直す、借入金を減らす(よりコストのかからない住宅を買う)といった具合に。
これが、住宅メーカーを選ぶ前に、ローンを組む前に、「家づくり相談会」や「資産相談会」に参加して欲しいという理由です。
次回に続きます。