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住まいのノウハウ
夏の憂うつは“蒸し蒸し”と虫! 害虫を侵入させない網戸の使い方
こんにちは、やました屋代表 山下平です。
今日は、日本の家屋ではどの窓にも必ず設置されている「網戸」についてお話をします。
景観を大事にする欧米の家屋には、網戸を取り付ける習慣がないと聞いたことがあります。
私が思うに、そんなことが言えるのは、湿気のない暑さだからでしょう。
日本の夏は欧米と違って高温多湿。虫の活動がもっとも盛んになる季節です。夏の夜に網戸もつけず窓を開け放ったりしていると、恐ろしいことになります。
夜、光に誘われて室内に入り込もうとする虫のほとんどは、蚊やハエ、虻、蜂などの害虫です。刺したり血を吸ったり、感染症をばらまいたり…。ほんともう、ヒトが嫌がることしかしませんよね(笑)。あの羽音を聞くだけでも不快ですし。
やっぱり網戸は、日本の窓には必需品なのです。
ところで最近、YKKさんの「網戸の上手な使い方」という図解が判りやすいと話題になり、窓を半開にするなら網戸は右側に設置するのが正解!という意見がネット上で拡散されているそうです。
※窓を全開にする場合は、網戸の位置は左右どちらでもOK。隙間ができることはありません。
下記の図が、YKK APさんの公式HPから抜粋した網戸の図です。
http://www.ykkap.co.jp/madohint/summer/01/
確かに判りやすい!でも・・・
よ~く見てください。網戸を左側に置いた場合でも、室内側の窓を半開にすれば、隙間はできないんですよ。だから、開ける窓を間違わなければ左右どちらでも大丈夫。
ただ、右側に置いておけば間違いは無い、ということですね。