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住まいのノウハウ
光は通して熱は通さず。そんな都合のいい窓なんて…あるんです!
こんにちは!やました屋代表の山下平です。
先月、断熱材の選び方について書きましたが・・・
http://ameblo.jp/kkoubou-yamasitaya/entry-12291714395.html
実は、壁の断熱性能以上に家の中の過ごしやすさを左右するのが、「窓の断熱性能」なんです。というのも、外壁から入ってくる熱よりも開口部(窓)から入ってくる熱のほうが、はるかに多いからです。
一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の調査によると、夏は外熱の約70%が窓から出入りするとのこと。
冷房で室温を涼しくしても、エアコンを止めるとすぐにモワっと蒸し暑くなるのは“そこに窓があるから”なのですね。
今、日本の住宅で一番多く使われている窓は、『アルミ』です。なぜかというと、アルミは耐久性、デザイン性、採光性に優れているからです。ところが、断熱性が悪く結露が発生しやすいというデメリットがあり、これがネックなのです。
冬の寒さが厳しい地域では、断熱性能は最優先させなければなりません。だから、寒冷地の住宅ではアルミではなく『樹脂』の窓が多く使われています。こちらはアルミとはメリットとデメリットが真逆で、断熱性防露性に優れている代わりに、耐久性や採光性は良くないのです。
でも、一方を得るにはもう一方は諦めなければならない、ということではないのです。技術はきちんと時代に追いついていますから。アルミと樹脂、両方の良さを融合させた高性能ハイブリッド窓があるのです。
やました屋で建てる家は、この高性能ハイブリッド窓を標準仕様にしています。
もちろん、普通のアルミサッシに比べると多少は高くなりますが、一生分の光熱費を考えると、高性能ハイブリッド窓のほうが絶対お得ですよ。